ICP-OESラボのあれこれ 第65回
「LA-ICP-OESで固体直接分析」 レーザーアブレーション(LA)をICP-OESに接続し、固体サンプルの直接分析を行いました。ICP-OESは高濃度主成分の測定に適しており、前処理不要で固体をそのまま測るという魅力があります。パーキンエルマーのAvioシリーズは、プラズマ先端除去機構により装置汚染がなく、LAとの親和性も抜群です。今回は、発光スペクトルや光学画像を組み合わせたデータ取得を行い、ICP-OESとLAの新たな活用法として期待値を紹介します。
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パーキンエルマーは、次世代の研究者・技術者が分析化学の最先端に挑戦するための、実践的な研鑽の機会とサポート体制を幅広く提供しています。
クロマト分析 日々のQ&A 第33回
GC・GC/MS分析における“見逃せない”データ処理のポイントをご紹介! クロマトグラフィー分析において、取得データの処理精度が最終結果に大きく影響することをご存知ですか? 今回は、「サンプリング間隔」「時定数」「ピーク積分」といった重要項目をテーマに、すぐに実践できる設定のコツをわかりやすく解説します。
FTIR Blog 第52回
今回は、ゴム製品に頻繁に使用される添加剤であるステアリン酸類に焦点を当てます。ステアリン酸類は、ゴムの潤滑剤や離型剤として重要な役割を果たし、FTIRスペクトルで特徴的なピークを示します。特に、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムのスペクトルの特徴と官能基の帰属、分類方法について詳しく解説します。
ICP-MSラボのあれこれ 第30回
ICP-MSにおいてサンプル間の洗浄時間はどのように決めたらよいのでしょうか? メモリー効果があるときには洗浄時間は長くとる必要がありますが、メモリー効果がない時にはあまり時間をかけたくはありません。ここでは、必要に応じて洗浄時間を変更できる機能とその考え方について紹介します。
ICP-OESラボのあれこれ 第64回
ICP分析で排液を用途別に切り替えたい・・・そんな現場の声に応えるちょっと便利な工夫をご紹介! L字コックを使えば、標準液や有機溶媒などの排液先をワンタッチで切替可能。PFAラインの選定ポイントや接続のコツも紹介。ICP-OES/ICP-MSどちらにも対応します。
この記事では、ICP-MS メーカーの技術者が、微量分析に関する最新お技術や実践的なアプローチについて Q&A 形式で詳細に語っています。ぜひご一読ください。
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前処理、AASラボのあれこれ 第4回
原子吸光分析法(AAS)における検量線は直線性が命。第1回では、なぜ複数点の検量線が必要なのか、1点検量線が引き起こす誤差のリスク、そして実測データによる線形性確認の重要性を解説。実例を通じて「信頼できる濃度範囲の見極め方」がわかります。
QSight 500は、食品、環境、生体マトリクスなど、高マトリクスなサンプルを高感度・高再現性で分析できる次世代型トリプル四重極質量分析装置です。 パーキンエルマー独自のStayCleanテクノロジーにより、優れたロバスト性と長期間の安定稼働を実現。高感度と操作性、スループットのすべてを兼ね備えた、ユーザーフレンドリーなLC-MS/MSです。
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