SPB 試料前処理システムは、最新のグラファイトブロック技術を複数の仕様で提供されています。グラファイトブロックは過酷なラボ環境においても長寿命が保証されるため、活性の高い薬品や腐食に対する耐性があるPTFE コーティングが施されています。180℃未満の温度を必要とするすべての分解/ 加熱メソッドに理想的です。
パーキンエルマーのヒートブック試料前処理システムにはSPB デジタルコントローラまたはSPBタッチコントローラを使用できます(オプション)。以下のコントローラか適切なスタートアップキットをお選びください(オプション)。 スタートアップキットには、RackLock DigiTUBE、使い捨てポリプロピレン製時計皿、DigiFILTER などが含まれています。個々のSPB ブロックには、SPB ブロックラックが1 セット含まれます。
構成がシンプルで、精度+/-0.1℃の温度設定、タイマーシャットダウンオプション、サイクルの終了を知らせるプログラム可能なアラームを備えています。
SPB デジタルコントローラーのすべての機能に加えて、操作の容易なタッチスクリーンや、加熱メソッドの現在の状況をすばやく把握できる加熱プロファイルのフルカラー、リアルタイムのグラフィック表示機能が含まれています。
RackLock DigiTUBE およびキャップ、使い捨て時計皿、DigiFILTER、RackLock ラックおよび保管用ラック、といったシステムの動作に必要なすべての消耗品が含まれています。
PFA コーティングされた耐食性の温度プローブを通じて実際の試料またはブロック温度を直接制御・モニタリングします。50 および100 mL DigiTUBE に使用できる6 インチのさまざまなホルダが用意されています。各プローブには5 つのプローブ時計皿とプローブホルダが付属しています。
実験者が管理することなくSPB システムを停止するように設計された自動シャットオフシステムは、試料量を減らす必要がある場合の夜間に行う分解や蒸発に理想的です(体積管理± 2.5 mL)。勤務時間外に試料を自動分解させることにより、ラボの生産効率を上げることができます。