超コンパクトな設計と回転する分析ヘッドにより、サンプリングが非常に簡単になりました。昇降温、シングル・マルチ周波数測定、ひずみ・応力制御測定など多彩な測定モードを選択でき、高感度な粘弾性測定を実現しました。
アプリケーション例
湿度範囲10~80%(5~80℃)での測定と、浸漬バスによる液体中での測定が可能です。
分析ヘッドを回転することができるので、サンプル装着が非常に簡単になりました。
温度範囲(-190~600℃)、 周波数範囲(0~300Hz)での測定および TMA モード測定も可能です。
“オプティカルウィンドウズ“サンプリングアクセサリーにより分子分光同時測定やサンプル状態の観察・撮影が可能であり、反応研究ができます。
少量の液体窒素で迅速な低温測定可能であり、AutoCryo アクセサリーやデュアを用いることで、長時間測定にも対応できます。
DMA 8000の回転ヘッドを下向きにし、アクセサリーをセットすることにより、溶液中での測定が行えます。さまざまな溶液中での測定はもちろん、サーキュレーターと接続することで溶液の温度をコントロールすことも可能です。
▲ ゲルカプセルの溶液中測定
浸漬バスと水蒸気発生装置を組み合わせることにより、湿度範囲 10~80%RH(5~80℃)で粘弾性測定を行えます。
▲ 非晶質スクロースの測定
粉体PMMA のマルチ周波数温度スキャン測定
今までの DMA では測定が困難だった粉体や切れ易い試料を成形を行わず、そのままの状態で低温から高温まで簡単に安定して測定できるアクセサリーです。
※シングルカンチレバーのみの使用可能
冷却オプション(1Lタンク装着時)
粘弾性測定において、極低温からの測定は非常に有用な手段です。DMA 8000 の構造は、低温への冷却に対して効率良く設計されていますので、冷却時間が短く、液体窒素の使用量が少量で測定をできます。したがって、測定にかかる時間の短縮やランニングコストの軽減を実現します。