サンプル面をアレイ検出器で高速スキャンし、赤外線領域の情報を 2次元サンプルや目的に応じたイメージとして表します。イメージングサイズは自由に設定可能で、データを取得します。
アプリケーション例
世界で初めて赤外顕微鏡の自動ステージとリニア MCT アレイ検出器を同期させたSynchroScan 干渉計同期システム(特許)を採用しました。これにより超高速スキャニングが可能です。
特許の Duet™ 検出器はリニアアレイ素子と単素子を同一面状に配列し、デュワーに組み入れました。検出器を切替える事無くイメージングから、透過/反射測定に加え、顕微 ATR 測定も可能です。様々なアプリケーションに最適性能を保証します。
ソフトウェア制御で検出素子への倍率を調整し、空間分解能を指定できます。面倒な部品交換などは必要ありません。
標準クリスタルは 400 µm × 400 µm までの広域測定に対応しています。ラージタイプは 750 µm × 750 µm ~ 400 µm × 1000 µm の広範囲測定が可能です。
標準で 650 cm-1 までさらに、業界唯一の広帯域アレイ(~ 580 cm-1)や InGaAs 検出器も選択可能です(オプション)。
FTIRで測定した試料の解析において、ライブラリ検索は最も重要な手法の一つです。 化合物・高分子・医薬品など約19,000スペクトルが付属します。