最高水準の機能を搭載し、超高感度かつ低干渉のフレーム・ファーネス分析を実現します。研究開発や高度な品質管理を必要とするラボに最適な装置です。
アプリケーション例
新採用の光ファイバーによる”真”の同時処理「リアル・タイム」方式で、時間差のないダブルビームを提供します。
高量子効率を実現した高波長帯域半導体検出器により、優れた検出下限と安定性を実現しました。
STPF技術の採用で、最高水準の正確さ、精度、検出下限値を実現しました。
複雑なマトリックスに対する究極のバックグラウンド補正法です。偏光子が不要の高精度なスペクトル補正が可能です。
チューブと直角方向に電圧をかけるため、チューブ内全体が均一温度になります。原子化時には高密度の原子蒸気が再現性良く得られます。
多機能でありながら操作が簡単なソフトウェアです。
ファーネス分析用オートサンプラー（AS900）は、試料、標準液、化学修飾剤など合わせて最大148の溶液設置が可能です。ランダムアクセス型のオートサンプラーです。
平行磁場型交流ゼーマン補正法は、磁界を光軸方向に加えるため偏光子を必要とせず、光量の損失がありません。そのため、偏光子を必要とする機種にくらべ、PinAAcle 900Tは50％以上も明るい光量になっており、信号対ノイズ比（S/N）が高くなります。
十字型グラファイトファーネスの均一な温度プロファイル
十字型グラファイトファーネス（THGA）は、チューブの方向と直角方向からヒーター電圧をかけるため、チューブ全体が均一な温度になります。チューブ端末部でのマトリックスの凝縮がなく、化学干渉を抑制できます。特に、海水等の高濃度マトリックス含有試料においては分析精度を大幅に向上できます。