世界唯一のダブルファーネスを採用したシステムは 750℃/min の超高速スキャンを可能にし、今まで見えなかった熱物性を見ることが出来るようになります。入力補償型DSC は、吸熱・発熱量を直接測定するため、感度が温度に依存せず、温度及び熱量の正確度、再現性に非常に優れています。
アプリケーション例
インジウムの測定を14回測定した結果
測定を重ねても、ベースラインピーク形状が変わらず、高い再現性に優れています。
500℃からバリスティッククーリングをした結果
試料を炉から取り出すことなく、DSC の炉内でクエンチクーリングが行えます。
200℃~100℃まで750℃/minでCoolingさせた結果
昇温速度を上げて測定することで、微小なピーク検出をすることや測定時間を大幅に短縮させることが可能です。
わずか、2.6gのファーネスが高い温度追従性・温度レスポンスを実現しています。また、空気雰囲気中でも酸化・硫化に伴う劣化がないため、加熱によるクリーニングも容易に行えます。