Inframatic 9500 高精度全粒穀物用近赤外分析装置 - PerkinElmer Japan

Inframatic 9500 高精度全粒穀物用近赤外分析装置

最新そして高精度の全粒穀物用分析装置です。
30 年にわたり穀物の近赤外分析装置を提供してまいりました。穀物の品質測定にいおいてトップブランドとして世界に知られています。Inframatic 9500は Inframatic シリーズの最新モデルで最高の精度を実現しています。

合理的で堅牢性が高く、穀物を取扱うオペレーションに必要な特長を備えています。穀類、油糧種子など幅広い作物に対応し、水分、タンパク質、油分ほか多くの項目について 1 分以下で測定を行います。オプションのフラワーモジュールを使用することで小麦粉の水分、タンパク質、灰分などの測定にもご活用頂けます。

公的認証

IM 9500 は多くの国で穀物の品質取引の使用を公式に認められています。

オーストリア

BEV (Bundesamt für Eich- und Vermessungswesen) は IM 9500 を国内のコマーシャルな穀物取引の水分測定への使用で認証しています。認証番号は BEV 3904/2013です。

オーストラリア

認証番号 NMI 15/1/5 で水分の測定で認証を受けています。

チェコ共和国

認証番号 TCM 341/14 - 5203 で水分の測定で人称を受けています。

フランス

認証番号 LNE-27380 で水分の測定で認証を受けています。

ドイツ

The Physicalisch-Teknische Bundesanstalt はドイツ国内での穀物取引における水分測定で IM 9500 を認証しています。認証番号は PTB 11.26/13.01 です。

セルビア

approved for moisture, approval number is 393-7/0-01-906.

USA

The IM 9500 is NTEP approved for analysis of a wide range of grains and oilseeds.The approval number is NTEP CC No. 13-112. 

日本

国内産および外国産小麦のタンパク質の測定において農産物検査に使用する機器として農林水産省に認められています。

 

 

 

特長

高精度

Inframatic 9500 は最新の電子系を用いてデザインされ、最高精度の光学系を搭載することでデータの品質を最高状態に高めています。最先端の統計解析技術との組み合わせにより、抜群の高精度を実現しました。安定したスキャニンググレーティングシステムと信頼性の高い検量線が常に正確な測定結果を実現しています。

 

信頼性

Inframatic 9500 の主な構成部品における堅牢性の高いシールドモジュール構造は長期的な信頼性に直結し、ほとんどメンテナンスの必要がない運用を実現しています。

 

迅速性

シンプルなサンプルハンドリングと測定時間の短さで Inframatic 9500 は全粒穀物の透過型 NIR 分析装置市場で最速のモデルとなりました。

 

NIRネットワーク管理

穀物の格付けを行う場合、ほぼリアルタイムで検量線と機器のパフォーマンスを管理していくことが非常に大切です。イーサネットを使い、ネットワークの管理は機器の設置場所に関わらず 24 時間いつでもアクセスが可能になります。世界では数多くの Inframtaic がネットワーク運用されています。

 

移植性

光学系のカバーは金属製で、すべての機器がユニット間の互換性を保っています。検量線はすべての Inframatic 9500 において移植可能で、同じサンプルであれば同じ結果を得ることが出来ます。波長の校正は NIST リファレンスを用いて行われ、スタンダードの測定によって完全なトレーサビリティを提供しています。

 

使いやすさ

大きなカラーのタッチスクリーンと直感的に使えるメニューで測定も、結果の確認も(離れた場所からも)簡単に行えるようになっています。ユーザーインターフェースは迅速に測定が行われ、さらに安心して測定して頂けるようにデザインされています。オペレーターは作物を選択し、サンプルを入れるだけで測定できます。複雑な操作や設定変更は必要ありません。

操作と取扱い

Inframatic 9500 は穀物の集積所やラボでの使用のためにデザインされています。苛酷な環境や丁寧でない取扱いに耐え、使いやすく穀物専用ラボに適した特長を備えていることを示します。

3ステップのシンプルな操作:



測定する作物を選択 サンプルを入れて "Analyzer" ボタン
を押す
 スクリーンに結果が表示されたら
 サンプルを取り出して元の容器に戻す

測定時間は 1 分以内です。結果は大きなディスプレイに表示されます。

ディスプレイの位置と角度は必要に応じて調整して頂けます。上下左右、奥行までお好みの位置に調節してください。見やすい角度で傾けることができます。

小麦粉の測定

オプションのフラワーモジュールを使用すれば IM 9500 NIR 分析装置で小麦粉の水分、タンパク質、灰分などを測定できます。

小麦粉の測定にも迅速で便利です。製粉現場では入荷した原麦のそくていから製粉工程での製品のモニターにも IM 9500 をご活用いただけます。

フラワーモジュールは 2 つのセルとローディングステーションで構成されています。小麦粉の測定はシンプルで、ローディングステーションを使ってセルにサンプルを詰めて、セルを閉じ、IM 9500 に挿入するだけです。数秒後には測定結果がスクリーンに表示されます。簡単で迅速かつ高精度の測定が行えます。

NIRのネットワーク管理

NetPlus ソフトウェア・パッケージで測定結果へのアクセスだけでなく、機器管理も今まで以上にスムーズにどこからでも可能になります。

NetPlus レポートはウェブベースのソフトウェアで測定結果へのアクセスが可能です。どこにいても最新の測定結果をご覧いただけます。離れた場所から製造をモニターし、サプライヤーを評価し、製品の品質を確認することも可能です。

NetPlus リモートは機器グループの管理を離れた場所から行えるようにデザインされました。数台のグループでも 100 台のグループでも NetPlus リモートの活用でシームレスな管理が行えます。

NetPlus リモート とレポーティングソフトウェア NetPlus レポートについて詳しくはこちら。

 

基本仕様

測定対象 穀類全般、油糧種子、小麦粉など
測定項目
水分、タンパク質、油分、灰分、ヘクトリッター重/容積重(オプション)など
測定時間 ~50 s
サンプル容量 400 ml (容積重使用時は 650 ml)
サブスキャン数 最大20/サンプル
測定方式 スキャンニング・グレーティング 透過式
測定範囲 570 ~ 1100 nm
サイズ (W x D x H)
485 x 390 x 370 mm (485 x 390 x 510 mm HLW/TW 付属時)
本体重量 34 kg (40 kg HLW/TW 付属時)
インターフェース イーサネット、4×USB ポート
ディスプレイ 12 インチ カラータッチスクリーン
防護構造
防塵防湿構造

 

UKNGIR

Calibratino version

BARLEY-SPRING-v6.0
BARLEY-WINT-v6.1
BARLEY-V&F-v6.1
BARLEY-CONC-v6.0
WHEAT-v5.0
RAPE-SEED-v5.0
OATS-v5.0

検量線更新日:11th August 2015

NitrogenDM 検量線のバイアスは Winter Barleyでは+0.02に、Venture & Flagon 検量線では +0.02 で調整されています。

Winter- と Venture&Flagon-Barley の検量線名は 以下のように変更されました。
BARLEY-WINT-6.0 and BARLEY-V&F-v6.0. ⇒ BARLEY-WINT-6.1 and BARLEY-V&F-v6.1.

Epinet

Kalibreringsversion

Havre V16-1.0
Korn V16-1.0
Raps V16-1.0
Råg V16-1.0
Rågvete V16-1.0
Vete V16-1.0
Ärter V16-1.0
Åkerbönor V16-1.0

Nitnet

Kalibreringsversion

Byg V16-1.0
Havre V16-1.0
Hestebønner V16-1.0
Hvede V16-1.0
Rapsfrø V16-1.0
Rug V16-1.0
Triticale V16-1.0
Ærter V16-1.0