Application Note RequestNexION 5000 ICP-MS を用いたリチウム材料中の不純物測定

NexION 5000 ICP-MS を用いたリチウム材料中の不純物測定
リチウム(Li)は日常生活の中で重要な役割を担っており、現代の生活におけるほぼすべての場面において、私たちの身の回りに存在しています。リチウムの一般的な用途の一つに電池があります。高容量電池の需要に伴い、現在の電池製造技術を改善するだけでなく、使用する原材料とその物理的特性をより確実に把握することが必要となりました。リチウム塩は塩水(NaCl の高濃度溶液)から精製するのが一般的で、抽出プロセスでナトリウムを除去します。過剰なナトリウムは最終製品である電池の過熱につながるため、メーカーやサプライヤーにとって、電池材料に含まれる不純物の特定は非常に重要となります。
現在のところ、Li 塩化合物の純度を求める手法として、ICP-OESでの分析が主流です。しかし、ICP-OES の感度による制限のため、測定できる元素はほんの一握りです。業界では、長寿命かつ高性能な電池を求めているため、より純度の高い原材料を必要としています。その結果、分析の必要な元素数が増加し、より低濃度まで精確に測定できることが必要になってきます。そのため、不純物の分析はICP-OES からICP-MS やマルチ四重極型ICP-MS に移行するなど、原材料の分析手法に変化が予想されます。
このアプリケーションノートでは、パーキンエルマー社のNexION 5000 マルチ四重極ICP-MS を使用した4 種のLi 塩の分析事例を報告します。
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