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熱分析は物質のキャラクタリゼーションに多方面で応用されています。比較的少ないサンプルで、簡単に精度の良い分析情報が得られるのがその理由であると考えられます。 熱分析には様々なシステムがありますが、特に DSC はそもそも1963年に PERKIN-ELMER 社が発売した入力補償方式の装置名に由来します。その名は「DSC1」といい、Differential scanning calorimeter と称しました。当時、すぐさま材料研究、特に高分子、石油製品、生体物質の研究にはなくてはならない画期的な装置となり、広く普及したため、分析技法自体も DSC と名付けられました。
パーキンエルマーは熱分析装置のトータルサプライヤーです。ルーチンワークからリサーチまで、トータルサポートをお約束します。
入力補償型ダブルファーネス DSC 8500 入力補償型ダブルファーネス DSC 8000
世界唯一のダブルファーネスを採用したシステムは 750 ℃/min の超高速スキャンを可能にし、今まで見えなかった熱物性を見ることが出来るようになります。入力補償型DSCは、吸熱・発熱量を直接測定するため、感度が温度に依存せず、温度及び熱量の正確度、再現性に非常に優れています。
熱流束型シングルファーネス DSC 6000 熱流束型シングルファーネス DSC 4000
リサーチからルーチン分析まで幅広い対応が可能なコンパクトで優れた汎用性、信頼性を兼ね備えた高感度熱流束型DSC です。従来機と比較して、安定かつ平坦なベースライン、感度の向上を実現します。
STA 6000(~1000℃) STA 8000(~1600℃)
専用に開発したSaTurnA™ センサーを採用したSTA 6000と、1600℃まで測定可能なSTA 8000は、リサーチからルーチンまで対応可能な汎用性に優れた熱重量-示差熱同時測定装置です。
TGA 8000 TGA 4000
TGA 8000は、加熱または一定温度下での0.1 µgの重量変化を超高感度に測定し、温度、重量の長時間安定性を実現します。 TGA4000 はコンパクト設計でありながら、リサーチレベルまで対応可能な優れた汎用性、堅牢な設計の高感度上皿式熱重量測定装置です。
TMA 4000
TMAは、温度変化によって起こる試料の形状変化の現象として、熱膨張・熱収縮・ガラス転移・硬化反応等を各種プローブを選択して測定する手法です。その使用用途は多岐にわたり、半導体・電子材料・化成品・食品などの研究開発/製品管理で利用されております。
DMA 8000
超コンパクトな設計と回転する分析ヘッドにより、サンプリングが非常に簡単になりました。昇降温、シングル・マルチ周波数測定、ひずみ・応力制御測定など多彩な測定モードを選択でき、高感度な粘弾性測定を実現しました。
TG-IR、TG-MS、TG-GC/MS DSC-RAMAN、UV-DSC、UV-DMA、Humidity-DMA、DMA-IR
ハイフェネーテッドシステム-複合熱分析システムとは異なる装置を接続させる事により、従来よりも豊富な情報を得る事ができます。パーキンエルマーはハイフェネーテッドシステム-複合熱分析システムをトータルで提供できる唯一のメーカーです。 (2009年4月現在、当社調べ)
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あまり教科書には記載されていない熱測定に必要な情報、”熱分析屋”がどこを気にしているか、測定の仕方や結果の見方など、ちょっとしたテクニックについて、不定期で更新します。
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