定性分析をどうやるか | ICP-OESラボのあれこれ | 無機分析ラボの日々のあれこれ - PerkinElmer Japan

定性分析をどうやるか

ICP は主に定量分析に使われますが、サンプルのマトリックスを知るためや、イオン化干渉の対策、分光干渉源の特定などには、いかに簡単に素早く定性し共存元素の把握特定を行うかが効率化と定量精度向上の鍵です。
簡単に定性分析が出来たらいいなと開発したのがこちら。青枠が付いているものが含有されている元素をマーキングしています。

 


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周期表上にスペクトルを表記させ含有判定するソフトです。これによるとどの元素がどれくらい入っているか、サンプル A とサンプル B の優位差はあるか、品質管理エラーの起こった異常品サンプルと正常品サンプルの違いは何か?などといったことが瞬時に判断することができます。もちろん 1つの波長で疑わしい場合は、Avio 500 の UDA 機能(全元素同時測定機能)でデータを取得してあればあとから他の波長を見直し、本当に入っている元素なのかを判断することができます。

これまでは波長表からの参照情報を頼りに入っている可能性がある?というところまでしか追うことが出来ませんでしたが、これからは、確実に入っているという確定情報までを得ることができるようになっています。

 

 

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