Highlights

  • ICP-MSの導入系はメンテナンスをしない方が良い?

    ICP-MSの導入系はメンテナンスをしない方が良い?New

    ICP-MSラボのあれこれ 第35回

    ICP質量分析法(ICP-MS)は超微量分析ができることから、導入系部分は頻繁に洗浄しなければならないというイメージはないですか?
    もちろん、常に洗浄した方が良い部分もあれば、逆に洗浄しない方が良い?部分もあるかもしれません。
    今回は導入系の洗浄方法やその頻度、交換時期などについてご紹介します。

    記事を読む

     

  • 低流速(0.25 mL/min)での測定再現性はポンプチューブの太さの影響を受けます

    低流速(0.25 mL/min)での測定再現性はポンプチューブの太さの影響を受けます

    ICP-OESラボのあれこれ 第70回

    低流速(0.25 mL/min等)で測定したい時、測定RSDが悪化した経験はありませんか?今回のICP-OESブログでは、ポンプチューブ内径が測定再現性に与える影響を実測データで検証しました。同じ流速設定でも、

    • 太いチューブではRSDが悪化
    • ある程度の細いチューブでは測定再現性が改善

    という結果が得られました。

    その理由は、ペリスタルティックポンプ特有の「脈流」にあります。少量サンプルや高濃度試料、有機溶媒測定時など、導入量を抑えたい、ICP-MSでのポンプチューブ利用などの場面で役立つ内容です。

    記事を読む

     

  • 大気中マイクロプラスチックの紫外劣化を定量化した共同研究論文が国際学会誌「Atmosphere」に掲載されました

    大気中マイクロプラスチックの紫外劣化を定量化した共同研究論文が国際学会誌「Atmosphere」に掲載されました

    10 µ以下の大気中マイクロプラスチックの紫外線劣化を、顕微IR-ATRイメージングで定量評価。健康影響評価につながる「化学的劣化度」という新たな指標を提示しました。

     

    詳細はこちら

  • 異物スペクトルの解析㉝ エチレンプロピレンゴム(EPDM)

    異物スペクトルの解析㉝ エチレンプロピレンゴム(EPDM)

    FTIR Blog 第56回

    今回のテーマは、エチレンプロピレンゴム(EPDM)の化学構造とIRスペクトルの特徴です。EPDMはエチレン、プロピレン、ジエンの3つの構造から成るゴムで、主鎖に二重結合を持たないため耐候性・耐オゾン性に優れています。IRスペクトルは、メチレン基・メチル基由来のC–H伸縮・変角振動が支配的となるため、PEやPP・鉱物油と非常によく似て見える材料でもあります。
    本記事では、

    • EPDMの代表的な吸収ピークの整理
    • 天然ゴムやブタジエンゴムなど不飽和ゴムとの違い
    • PE・PP・鉱物油と見分けるための実践的な判別ポイント

    を、異物分析の視点からまとめています。

     

    記事を読む

     

  • 当社製品ユーザー様による学会賞受賞・受賞講演、論文掲載のご紹介 - ICP-MS/MSを活用した最先端分析研究 -

    当社製品ユーザー様による学会賞受賞・受賞講演、論文掲載のご紹介 - ICP-MS/MSを活用した最先端分析研究 -

    このたび、当社製品NexION ユーザー様のICP-MS/MSをはじめとする高度な分析技術を活用した研究成果が、学会賞の受賞および授賞講演、ならびに国際学術誌への論文掲載として高く評価されました。
    これらの研究において当社製品が活用され、高く評価されたことは、私たちにとっても大きな励みとなっております。

    学会賞受賞および受賞講演

    松枝 誠 様(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 福島廃炉安全工学研究所 廃炉環境国際共同研究センター 環境影響評価グループ 副主任研究員 博士(理工学))、プラズマ分光分析研究会 2025年奨励賞受賞、第127回講演会にて受賞講演

    講演タイトル:誘導結合プラズマ質量分析における気相反応と自動化技術による放射性同位体の迅速分析
    講演日時:2026年3月5日(木)11:25~11:50

    第127回講演会詳細

    論文掲載

    高貝 慶隆 様(国立大学法人福島大学 共生システム理工学類 教授、環境放射能研究所 教授)ならびに同研究グループである柳澤 華代 様(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター 原子力化学研究グループ 研究員 博士(理工学))および松枝 誠 様(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)の研究成果が、論文掲載されました。

    Analytical Chemistry (Vol.97, Issue 50)

    論文タイトル:Isotope-Specific Quantitative Mapping of 90Sr at Subfemtogram Levels via Online Isotope Dilution and Laser Ablation Inductively Coupled Plasma Tandem Mass Spectrometry
    著者:Kayo Yanagisawa, Makoto Matsueda, Makoto Furukawa, and Yoshitaka Takagai

    論文をみる

    Supplemental Coverにもあわせて選出されました

    Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry

    論文タイトル:Automated flow electrolysis coupled with solid-phase extraction and ICP-MS/MS for rapid determination of neptunium-237
    著者:Kayo Yanagisawa, Makoto Matsueda, Toshitaka Oka & Yoshihiro Kitatsuji

    論文を見る

    JAEAプレスリリースとして解説記事が掲載されております。あわせてご覧ください。

     

    平田 岳史 様(国立大学法人東京大学 大学院理学系研究科 地殻化学実験施設 教授)、Analytical Sciences January 2026 および Mass Spectrometry に論文掲載

    Analytical Sciences January 2026

    論文タイトル:Simultaneous detection of elements and molecules using laser ablation-ICP-MS/MS
    著者:Takafumi Hirata, Chihaya Kinoshita

    Abstractを見る

    Mass Spectrometry

    論文タイトル:Direct Detection of Volatile Organic Compounds Through Cationization Using ICP-MS/MS
    著者:Takafumi Hirata, Chihaya Kinoshita, Maki Uezono, Hui Hsin Khoo
    Article ID:A0187

    論文を見る

     

    当社は今後も、NexION ICP-MS をはじめとする製品と技術の提供を通じて、研究者の皆様の成果創出と学術・技術の発展に貢献してまいります。

  • 大気中マイクロプラスチックの実態と健康・気候リスクに関する共同研究論文が学術誌『地球環境』に掲載されました

    大気中マイクロプラスチックの実態と健康・気候リスクに関する共同研究論文が学術誌『地球環境』に掲載されました

    本研究は、顕微赤外分光全反射イメージング法(µFTIR-ATR imaging)を用いた高感度分析により、大気中マイクロプラスチック(AMPs)の粒径分布、ポリマー組成および環境中挙動を明らかにし、健康影響と気候影響の両面から評価したものであり、今後の環境・健康リスク評価や研究標準化に資する重要な知見を提供しています。

    タイトル:マイクロプラスチック大気汚染の実態:健康と気候への新たなリスク
    著者:大河内 博ほか10名

    本共同研究論文は国際環境研究協会の和文学術誌『地球環境』Vol.30 No.2 に掲載されました。
    https://www.airies.or.jp/journal_chikyukankyo_30-2.html

     

    大気中マイクロプラスチックに関する活動報告・関連技術資料