前処理、AASラボのあれこれ 第6回
原子吸光分析で定量を行う際、標準液と試料の酸濃度をどこまで意識しているでしょうか?
「AASでの物理干渉はほとんどないはずだから大丈夫」 「多少違っても問題ないはず」
そう思って進めた測定が、実は酸濃度の違いによって結果に誤差が生じている――そんなケースは決して珍しくありません。
本記事では、酸濃度がネブライザー吸引量に与える影響から、流量補正を行っても補正しきれない信号変化、さらに酸の種類によって元素ごとの挙動がどのように変わるのかを、実測データを用いて解説します。「酸の濃度を合わせること」がなぜ重要なのか。そして、それが難しい場合にどのような選択肢があるのか。 日常のAAS測定を見直すきっかけとして、ぜひご覧ください。
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