◆ American Chemical Society 「ACS ES&T Water」に共同研究論文(多変量解析を利用した福島第一原子力発電所地下水の流れの解明)が掲載されました。
2023/1/20
本論文はJanuary 2023のSupplimental Coverにハイライトされています。
タイトル:
Analysis of Groundwater Flows under the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Reactors Using Contaminated Water from 42 Subdrain-Pits
著者:
Tamao Tanji1, Makoto Furukawa1,2, Seiji Taguma3, Katsushige Fujimoto1, Hikaru Sato1, Naoaki Shibasaki1, and Yoshitaka Takagai1*
1 Fukushima University
2 PerkinElmer Japan Co., Ltd.
3 Tokyo Power Technology Ltd.
Cite this:ACS EST Water 2023, 3, 1, 139–146
DOI:https://doi.org/10.1021/acsestwater.2c00455
◆ 日本分析化学会 ”Analytical Sciences”誌に「ICP-MSにおける窒素ガス添加効果」に関する共同研究論文が掲載されました。
2022/8/9
本論文は、Volume 38 Issue 8 の Hot Articles に選ばれました。Hot Articles は8週間「Free Access」となります(2022年10月3日まで)。ぜひご覧ください。
タイトル:
Sensitivity enhancement in inductively coupled plasma mass spectrometry using nebulization methods via nitrogen mixed gas effect
著者:
Kayo Yanagisawa1,2・Makoto Matsueda1,2・Makoto Furukawa1,3・Yoshitaka Takagai1,4
1 Fukushima university, 2 Japan Atomic Energy Agency, 3 PerkinElmer Japan, 4 Institute of Environmental Radioactivity Fukushima University
論文誌名:Analytical Sciences (2022) 38:1105–1114
DOI:https://doi.org/10.1007/s44211-022-00140-4
◆ 日本化学会 Chemistry Lettersに共同研究論文(ICP-MS NexION5000でCO2リアクションを利用したPu分析法)が掲載されました。
2022/8/9
本論文は、Editor’s choice(優秀論文)に選出され 、インサイトカバーでハイライトされるとともに2022年7月号の表紙に選ばれました。
タイトル:
Using CO2 Reactions to Achieve Mass-spectrometric Discrimination in Simultaneous Plutonium-isotope Speciation with Inductively Coupled PlasmaTandem Mass Spectrometry
著者:
Makoto Matsueda, 1,2 Tomohiko Kawakami, 3 Kazuma Koarai, 2 Motoki Terashima, 2 Kenso Fujiwara, 2 Kazuki Iijima, 2 Makoto Furukawa, 4 and Yoshitaka Takagai 1,5
1:Fukushim University, 2:Japan Atomic Energy Agency, 3:Kaken Inc., 4:PerkinElmer Japan Co., Ltd., 5 Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University
論文誌名:Chem. Lett. 2022, 51, 678–682
DOI:https://doi.org/10.1246/cl.220160
◆ Elsevier ”Talanta”誌に「同位体希釈法を用いた90Sr分析法」に関する共同研究論文が掲載されました。
2022/4/13
タイトル:
Online solid-phase extraction−inductively coupled plasma–quadrupole mass spectrometric quantification of 90Sr using 88Sr/86Sr isotope dilution method
発表者:
K. Yanagisawa1, M. Odashima1, M. Matsueda1,2, M. Furukawa1,3, Y. Takagai1,4
1:福島大学, 2:JAEA, 3:パーキンエルマー, 4:福島大学環境放射能研
論文誌名:Talanta, 244, 123442 (2022).
DOI:https://doi.org/10.1016/j.talanta.2022.123442
概要:
固相抽出-ICP-MSに、新しい計算方法を取り入れた同位体希釈法を組み合わせたことにより、人工の単核種である放射性ストロンチウム90を高感度・高精度に分析できるようになりました。パーキンエルマーのICP-MS NexIONを使用しています。
◆ 次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC-6, 2020/3/3Online)で行われた共同発表において研究奨励賞(核種分析部門, 最高賞)ならびに,参加セッションにおける最優秀発表賞を同時受賞しました。
2021/5/25
タイトル:
化学分析と主成分分析による狭所の水質クラスタリング
発表者:
〇丹治珠緒1, 古川真1,2, 高貝慶隆1
1. 福島大学
2. パーキンエルマージャパン
概要:
多角度から水質分析を実施し、得られた膨大なデータを総合的に多変量解析を行うことで、どこの水かを特定する手法を報告しました。
この技術は福島第一原子力発電所構内の水の流れの解析や、廃炉作業においての材料特定解析などにつながるものです。
さらに得られた知見は廃炉に限らず、多様な分野への展開が期待されます。
◆ 魚中の放射性ストロンチウム90分析(ICP-MS)についての共同研究成果がAnalytical Sciences誌に掲載されました。
2020/9/28
Analytical Sciences, 2020 Volume 36, Issue 9, Pages 1131-1135
タイトル:
Development of Online Dilution System for Quantification of 90Sr Using Automatic Solid-phase Extraction Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry
著者:
Kayo YANAGISAWA1, Makoto MATSUEDA2, Makoto FURUKAWA1,3, Yoshitaka TAKAGAI1
1. 福島大学
2. 日本原子力研究開発機構
3. パーキンエルマージャパン
概要:
魚中の放射性ストロンチウム90迅速分析に関する研究成果報告です。オンライン希釈し測定することで、高マトリックスサンプルの測定に対応しました。魚サンプルへの添加回収試験により分析法の有効性を示しています。
Analytical Sciences誌はダウンロードフリーになります。こちらよりダウンロードください。
◆ 文部科学大臣表彰の科学技術賞を受賞しました。
2020/4/13
令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰が4月7日に発表され、アプリケーションリサーチラボの古川真が、福島大学高貝慶隆教授と共同で科学技術賞を受賞しました。
受賞名:令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)
The Commendation for Science and Technology by the Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology
Awards for Science and Technology (Development Category)
業績名:原子力災害に貢献する放射性ストロンチウム迅速分析法の開発
受賞者:福島大学 高貝慶隆 教授
パーキンエルマージャパン 古川 真(兼 福島大学客員准教授)
我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った者が対象とされています。本業績は、福島第一原子力発電所事故後に放射性ストロンチウム90をICP-MSによって迅速測定する技術開発を行ったものです。従来、2週間以上の分析時間を要していたものを最短で10分程度に短縮することに成功し、簡便な運用ができる技術として現在も活用されています。
◆2019 年度日本分析化学会先端分析技術賞JAIMA 機器開発賞を受賞しました。
2019/8/30
業績名 「放射性ストロンチウムの迅速分析装置の開発」
受賞者 高貝慶隆1、古川真2、松枝誠3、亀尾裕3、鈴木勝彦4
1.福島大学、2.パーキンエルマージャパン、3.日本原子力研究開発機構、4.海洋研究開発機構
日本分析化学「ぶんせき」2019年8月号372ページ掲載
日本分析化学会 第68年会で受賞式、受賞講演が予定されています。
◆生鮮食品中の放射性ストロンチウム90分析(ICP-MS)についての研究成果がACS Omega誌に掲載されました。
2019/7/10
ACS Omega2019 4, 6, 11276-11284
タイトル:Rapid Quantification of Radioactive Strontium-90 in Fresh Foods via Online Solid-Phase Extraction–Inductively Coupled Plasma–Dynamic Reaction Cell-Mass Spectrometry and Its Comparative Evaluation with Conventional Radiometry
著者: Makoto Furukawa134, Kyoko Takagi5, Hisaya Matsunami5, Yuko Komatsuzaki6, Tomohiko Kawakami6, Takuro Shinano57, and Yoshitaka Takagai12
1. 福島大学、2. 福島大学環境放射能研、3. パーキンエルマージャパン、4. 東京大学、5. 東北農研機構、6. 化研、7. 北海道大学
概要:
生鮮食品中の放射性ストロンチウム90迅速分析に関する研究成果報告です。これまでの研究成果を利用し高マトリックスサンプルへの適用を検証しています。鮮度が重要な食品に対し迅速分析が可能であり、分析法の有効性を示しています。
ACS Omega誌はダウンロードフリーになります。こちらよりPDFをダウンロードできます。
◆放射能の農畜水産物等への影響についての研究成果(三冊目)がSpringer社より出版され、ICP-MSによる放射性ストロンチウム90の測定技術について掲載されました。
2019/3/6
Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident (III)
After 7 Years
Editors: Nakanishi, Tomoko M., O`Brien, Martin, Tanoi, Keitaro (Eds.)
Springer社
https://www.springer.com/jp/book/9789811332173
イーブックは無料でPDFダウンロードが可能です。ハードカバーは7,019円です。
Chapter 20
90Sr Analysis Using Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry with Split-Flow Injection and Online Solid-Phase Extraction for Multiple Concentration and Separation Steps
Makoto Furukawa123, Yoshitaka Takagai2
1:パーキンエルマージャパン、2:福島大学、3:東京大学
◆Analytical Sciences【学術誌】4月号に放射性ストロンチウム分析における増感効果についての論文(共著)が掲載されました。
2018/4/20
Analytical Sciences, Volume 34 (2018) Issue 4 Pages 471-476 |
タイトル |
: |
Ultrasonic Mist Generation Assist Argon–Nitrogen Mix Gas Effect on Radioactive Strontium Quantification by Online Solid-Phase Extraction with Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry |
著者 |
: |
古川 真1,2,3、松枝誠1、高貝慶隆1,4 |
所属 |
: |
1.福島大学、2.東京大学、3.パーキンエルマー、4.福島大学環境放射能研究所 |
概要 |
: |
放射性ストロンチウムのICP-MS測定において、高感度化に関する研究内容を紹介しています。
「J-STAGE」において全文をダウンロードすることができます。
DOI: https://doi.org/10.2116/analsci.17P483
|
◆RADIOISOTOPES【学術誌】1月号に放射性ストロンチウム分析に関する総説(共著)が掲載されました。
2018/1/22
RADIOISOTOPES, 67, 17–30(2018) |
タイトル |
: |
ICP-MSによるストロンチウム90の迅速分析法 - 半減期が数十年のβ線放出核種の高速自動分析 - |
著者 |
: |
古川 真1,2,3、高貝慶隆3 |
所属 |
: |
1.東京大学、2.パーキンエルマー、3.福島大学 |
概要 |
: |
放射性ストロンチウムの迅速分析研究に関し概説するとともに、特にICP質量分析を用いた手法について紹介しています。
「J-STAGE」において全文をダウンロードすることができます。
DOI: https://doi.org/10.3769/radioisotopes.67.17
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◆分析化学誌4月号にICP-MSによる放射性ストロンチウム分析に関する総合論文が掲載されました。
2017/5/16
BUNSEKI KAGAKI vol.66 (2017) No.4 p.223-231 |
総合論文 |
タイトル |
: |
多段濃縮分離機構を備えるICP-MSによる放射性ストロンチウム分析 |
著者 |
: |
高貝 慶隆1) 2)、古川 真1) 3)、亀尾 裕4)、松枝 誠4)、鈴木 勝彦5) |
所属 |
: |
1) 福島大学共生システム理工学類 2) 福島大学環境放射能研究所 3) 株式会社パーキンエルマージャパン 4) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 5) 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
概要 |
: |
2011年より研究開発を進めてきたICP-MSによる放射性ストロンチウム90の測定に関する要素技術について総合的に紹介しています。
オンライン公開中。詳細はこちら
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◆分析化学誌3月号にオンライン固相抽出ICP-MSにおける内標準補正法に関する論文が掲載されました。
2017/4/4
BUNSEKI KAGAKU vol.66, No.3, pp.181-187(2017) |
タイトル |
: |
オンライン固相抽出/ICP-MSにおける放射性ストロンチウム分析のための内標準補正シグナル積算法の開発 |
著者 |
: |
古川真1,2,3、松枝誠1、高貝慶隆1,4 |
所属 |
: |
1.福島大学、2.パーキンエルマージャパン、3.東京大学、4.福島大学環境放射能研究所 |
概要 |
: |
オンライン固相抽出を用いたICP-MSを行うことで、これまで以上に高感度測定が可能になります。しかしマトリックスによっては内標準補正が必要となるケースがあります。そこで本論文では濃縮シグナル計測時におけるオンライン内標準補正の手法について報告しました。
オンライン公開中。詳細はこちら
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◆アメリカ化学会「Analytical Chemistry誌」に“定量”と“回収率”の同時自動計測システムについての論文がアクセプトされました。
2016/9/27
タイトル |
: |
Split Flow Online Solid-phase Extraction Coupled with ICP-MS system for One-shot Data Acquisition of Quantification and Recovery Efficiency.
(スプリット流路を利用したオンライン固相抽出ICP-MS法による定量値と回収率の同時計測法) |
著者 |
: |
Makoto Furukawa1), 2), 3), Yoshitaka Takagai *, 1), 4) |
所属 |
: |
1) Fukushima University, 2) University of Tokyo, 3) PerkinElmer Japan, 4) Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University, *) Corresponding author |
論文誌名 |
: |
Analytical Chemistry, Just Accepted Manuscript.
DOI: 10.1021/acs.analchem.6b03195
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概要 |
: |
オンライン固相抽出-ICP-MS法は、超微量元素分析法として有用な手法です。しかしサンプルマトリックスによっては、固相カラムにおける元素の回収率が変動してしまう懸念がありました。その問題を解決するために、カラムをバイパスする流路“スプリットライン”を設けることで、1回のサンプルインジェクションで“定量値”と“回収率”データを同時取得する手法を確立しました。分析精度の向上、超微量分析の自動化や、固相レジン性能評価などの場面で活用できる応用範囲の広い手法です。 |
仕様装置 |
: |
ICP-MS NexIONおよびELAN、フローインジェクション FIAS-400 |
◆2016年5月11日 国立大学法人福島大学 第89回定例記者会見
2016年5月11日(水)、「放射性ストロンチウム計測に関する新技術開発」についての記者会見が行われました。
◆文部科学省平成27年度国家課題対応型研究開発推進事業(英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業)「廃止措置研究・人材育成等強化プログラム」に参画
2015/12/22
「廃止措置研究・人材育成等強化プログラム」の平成27年度新規採択課題の一つである“マルチフェーズ型研究教育による分析技術者人材育成と廃炉措置を支援加速する難分析核種の即応的計測法の実用化に関する研究開発”に参画しています。本プログラムにおいてパーキンエルマージャパンは廃炉に向けた人材育成と研究開発による技術革新に取り組んでいます。
2016年1月14日、21日に「プレゼンテーション形式の講義パート」「ICP-MS実機解体の講義パート」の2部構成で行われました。詳細はこちら(文部科学省・教育プログラムの様子)から
2015/10/7
Paper
Certified reference materials of agricultural products and foods bearing radioactivity from the Fukushima nuclear accident
Y. Minai1,2,T. Miura3,C. Yonezawa4,H. Iwamoto5,M. Shibukawa6,Y. Takagai7,M. Furukawa8,
F. Arakawa9,Y. Okada10,K. Kakita11,I. Kojima11,S. Hirai10
1 Musashi University, Nerima-ku, Tokyo, Japan
2 Nedzu Chemical Laboratory, Nerima-ku, Tokyo, Japan
3 NMIJ/AIST, Tsukuba, Japan
4 CPDNP/JIIA, Minato-ku, Tokyo, Japan
5 Environmental Technology Service Co. Ltd., Kita-kyushu,Japan
6 Saitama University, Saitama, Japan
7 Fukushima University, Fukushima, Japan
8 PerkinElmer Japan Co. Ltd., Yokohama, Japan
9 Nippon Meat Packers Co. Ltd., Tsukuba, Japan
10 Tokyo City University, Kawasaki, Japa
11 Japan Society for Analytical Chemistry, Shinagawa-ku, Japan
Article
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry
pp 1-6
Received: 20 June 2015
Published online: 26 September 2015
◆2015年2月15日 「サイエンスZERO」にて放映
NHK番組「サイエンスZERO」にて、福島大学との研究について放映されることになりました。
放送日 |
: |
2015年2月15日(日) |
Eテレ |
23:30~ |
再放送日 |
: |
2015年2月21日(土) |
Eテレ |
12:30~ |
サイエンスZERO:http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp495.html
◆2014年11月27日 【福島大学より発表】
放射性物質ストロンチウム90の迅速分析法が東京電力福島第一原子力発電所内の分析業務において実際に運用・活用されることが決定しました。
パーキンエルマージャパンとの共同研究により開発された新技術です。詳細はお問合せください。
◆分析化学会誌「ぶんせき2014年10月号」にICP-MSによる90Sr分析の共同研究記事が掲載されました。
タイトル |
: |
高周波誘導結合プラズマ質量分析法による東京電力福島第一原子力発電所事故にかかわる環境試料中の90Sr分析 |
著者 |
: |
高貝 慶隆1)、古川 真2) |
所属 |
: |
1. 福島大学、2.パーキンエルマージャパン |
目次のみ学会誌ホームページよりご覧いただけます。
本記事は、「東日本大震災後の環境変化の評価と分析技術の進展」と題した特集に掲載いただいたものです。
タイトル |
: |
Introduction of Isotope Ratio Analyses of 235U and 238U Nuclide in the Soil Using ICP-MS and Microwave Digestion ― Wide-Area Soil Survey Related to the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident |
著者 |
: |
高貝 慶隆1)、古川 真2) |
所属 |
: |
1. 福島大学、2.パーキンエルマージャパン |
タイトル |
: |
ICP質量分析法による放射性90Srの迅速分析とその適用事例 |
著者 |
: |
高貝 慶隆1)、古川 真2)、亀尾 裕3)、鈴木 勝彦4) |
所属 |
: |
1. 福島大学、2.(株)パーキンエルマージャパン
3.(独)日本原子力研究開発機構、4.(独)海洋研究開発機構 |
◆放射性ストロンチウム90迅速分析法に関する共同研究論文 イギリス王立化学会Analytical Methods誌に掲載
2014/1/16
Paper
Sequential inductively coupled plasma quadrupole mass-spectrometric quantification of radioactive strontium-90 incorporating cascade separation steps for radioactive contamination rapid survey
Yoshitaka Takagai *ab, Makoto Furukawa c, Yutaka Kameo d and Katz Suzuki e
*) Corresponding authors
a) Faculty of Symbiotic Systems Science, Cluster of Science and Technology, Fukushima University
b) Institute of Environmental Radioactivity at Fukushima University
c) PerkinElmer Japan Co., Ltd.
d) Nuclear Science Research Institute, Japan Atomic Energy Agency (JAEA)
e) Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC)
Anal. Methods, 2014, 6, 355-362
Received 27 Jun 2013, Accepted 14 Sep 2013
First published online 17 Sep 2013
本活動についてご興味ご質問ございましたらお問い合わせください。
◆独立行政法人日本原子力研究開発機構 福島技術本部 広報誌に共同研究による開発技術が掲載されました。
2013年11月22日(金)掲載
「Topics福島 第35号」 “ストロンチウム90分析が短時間で可能に”
◆2013年9月18日 国立大学法人福島大学 第55回定例記者会見
2013年9月18日(水)、「ストロンチウム90(放射性物質)の新しい迅速分析法を開発」についての記者会見が行われました。
2011/12/8
マイクロウェーブ加熱分解/ICP-MS分析による土壌中235U及び238Uの同位体比分析と福島第一原子力発電所事故にかかわる広域土壌調査
Isotope Ratio Analysis of 235U and 238U Nuclide Using a Microwave Digestion Associated with ICP-MS and the Large Areal Soil Survey Related to Fukushima Daiichi Nuclear Disaster
Yoshitaka TAKAGAI1, Makoto FURUKAWA2, Yoshitaka NAGAHASHI1, Tsugiko TAKASE1, Osamu SHIKINO2 and Yutaka KAMEO3
1Cluster of Science and Technology, Fukushima University, 1, Kanayagawa, Fukushima-shi, Fukushima 960-1296
2PerkinElmer Japan Co., Ltd., 134, Godo-cho, Hodogaya-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 240-0005
3Nuclear Cycle Backend Directorate, Japan Atomic Energy Agency, 2-4, Shirane, Shirakata, Tokai-mura, Ibaraki 319-1195
◆2011年10月6日 PerkinElmer.Inc CEOのRobert F. Friel より “震災復興支援への多大なるご貢献” に対して感謝状と盾が贈られました。
◆2011年8月4日 記事掲載
福島民報で記事が掲載されました:「放射性物質分析で共同研究 福大と米国の装置メーカー」
◆2011年8月3日 共同記者発表
◆2011年8月3日にニュース報道
福島テレビ、はまなかあいづで「福島大学が土壌や河川の放射線量などを分析する装置を新たに導入」と報道されました。
土壌の放射性セシウムなどを分析するガンマーカウンター、河川の放射線量などを測定する液体シンチレーションカウンターなどを利用。それにより今まで1つの検体の分析に数時間かかっていたのが10分程度になり、作業効率が飛躍的に向上した。これらの分析で得られたデータを今後ホームページ上で公開する予定。