Application Note DownloadIRイメージングによるコンクリート中の二酸化炭素吸収量の深さ方向分析

IRイメージングによるコンクリート中の二酸化炭素吸収量の深さ方向分析
セメントは建設資材として世界中で広く利用されていますが、その生産過程において大量の二酸化炭素が排出されることが問題視されています。一方で、セメントがコンクリートとして使用されると、その水和反応により生成される水酸化カルシウムやカルシウムシリカゲル(C-S-H)は、大気中の二酸化炭素と反応し、安定した炭酸カルシウムへと変化することが知られています。この炭酸化反応を積極的に活用する環境対応セメントが、カーボンニュートラルな建設材料として注目を集めています。
しかし、炭酸化が進むとコンクリートのアルカリ性が低下し、鉄筋の腐食を引き起こす原因となります。また、コンクリートの強度を維持するカルシウムシリカゲルが減少することで、コンクリートそのものの耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。炭酸化はコンクリートの表面から内側に向かって進行するため、表面と内部では炭酸カルシウムやカルシウムシリカゲルなどの成分分布が異なる可能性があります。そのため、コンクリート内部の深さ方向における成分分布を把握することは、セメントやコンクリートの材料設計において極めて重要です。
本アプリケーションノートでは、炭酸カルシウム、カルシウムシリカゲル、シリカ、水酸化カルシウムなど、コンクリートの強度や環境特性に影響を与える主要成分の深さ方向分布をIR イメージングで可視化するための手法を詳しく紹介します。
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