Phenopticsリサーチソリューション - PerkinElmer Japan

 


フランスHISTALIM社がVectra PolarisのFirst customerとして装置導入をアナウンスいただきました。
組織学解析のCRO企業であるフランスのHISTALIM社が

HISTALIM社は複数のがん免疫療法の臨床開発プログラムを請け負い、がん微小環境と免疫細胞の空間的な解析を行う予定です。そのために単一スライドから7つのバイオマーカー(核+6つのターゲット分子)を検出できるVectra Polarisの価値を評価いただき導入に至っています。
詳細はHISTALIM社ホームページからご覧いただけます。
http://www.histalim.com/histalim-adopts-the-vectrapolaris-technology-by-perkinelmer-inc/


新発売 Vectra Polaris 自動病理定量イメージングシステム
Vectra組織定量解析イメージングシステムの製品ラインナップにVectra Polarisが登場しました。

Vectra PolarisはVectraのスペクトルイメージング機能、ドリルダウンによる自動撮影解析機能に加え、高倍率でのバーチャルスライド機能を搭載し、より幅広いアプリケーションに対応します。

  • 対象アプリケーション
    生検サンプルの免疫染色の定量による発現解析
    蛍光多重染色標本の組織形態依存的な定量比較解析
    形態特異的面積定量
    TMA解析
  • 主な特長
    重なりあったDABとFAST RED、ヘマトキシリンや各種蛍光色素をスペクトル解析により色成分を判別します。
    蛍光イメージングでは6種以上のスペクトルをも同時に分析可能です。
    組織の形態を自動分析し検出するドリルダウン機能により、解析対象とする関心領域を自動検出します。
    免疫細胞など研究対象とする細胞を高い信頼性により可視化、分析、定量、表現型解析します。
    がん免疫研究で実績を示しているパーキンエルマーのPhenoptics解析をサポートします。

 


Phenopticsを活用した論文実績から
2016年4月16日から20日にかけて、American Association for Cancer Research (AACR) Annual Meeting (New Orleans, 米国がん学会)が開催されました。

本年の学会では特にがん免疫治療・腫瘍免疫学分野における進展は著しいものが認められるものでした。
パーキンエルマーでは、New England Journal of Medicine (NEJM)のオンライン版(こちら)に4月19日に、
Paul Nghiem博士 (M.D., Ph.D., Fred Hutchinson Cancer Research Center)が率いる研究グループの成果として、
メルケル細胞がんのanti-PD1 drugに対する反応を 、この種の研究としては初めて発表したことをプレスリリースにて発表しました。

PD-1 Blockade with Pembrolizumab in Advanced Merkel-Cell Carcinoma
Nghiem et al., 2016 N Engl J Med

論文では、Janis Taube, M.D率いるJohns Hopkins研究所の研究者による、パーキンエルマーのPhenopticsを用いたPD-1に基づく免疫抑制がanti-PD1 drugに応答していることを示しています。
Opal蛍光多重染色試薬を用い、PD-L1, PD-1, NSE, CD68, CD8を単一のFFPE切片で多重免疫染色し、Vectraにてイメージングと解析を行い、臨床的な疾患の進行とanti-PD1 drugの効果について検討されています。

 


 

セミナー参加報告

去る3月14日、札幌医科大学 名誉教授 佐藤昇志先生をオーガナイザーとして、
学術セミナー 「がん免疫療法最前線2016 ~日本が発するヒトがん免疫制御の新世界基準~」が開催されました。
当日、パーキンエルマージャパン企業講演をご聴講いただいた皆様、展示ブースにお越しいただいた皆様、
誠にありがとうございました。
セミナーでは佐藤先生の講演によるがん免疫が、臨床治療・創薬・基礎医学それぞれの分野において
今日、これほどの脚光を浴ビルに至った経緯と、今後国産製剤の開発に期待し、本会をオーガナイズされた旨をご紹介いただきました。
セッションでは、臨床に近く最前線で研究をされている先生方から各トピックについて直近の進展を含めご紹介いただきました。

講演を通してはがんワクチンのための標的抗原・ネオ抗原の選択の重要性が高まっており、
その中でも、がん免疫研究において病理標本から得られるがん微小環境を含めた知見の必要性が高まっている研究分野の背景を感じさせました。

パーキンエルマージャパンでは企業講演として、
Phenoptics解析の概要について紹介させていただき、ユニークな組織標本の多重免疫染色手法Opalと、
フローサイトメトリーのような細胞単位のマーカー発現解析を可能にする解析システムVectraについて紹介し、
免疫細胞とがん細胞など細胞種間の空間的な分布・配向が今後のがん免疫評価のパラメーターとして用いられる可能性について言及いたしました。
弊社からの発表内容につきましては随時、出張セミナー・説明会を受け付けております。
規模の大小に関わらず、お気軽に弊社担当営業・代理店営業にお問い合わせください。
メールでも承ります。imaging.jp@perkinelmer.com までご依頼ください。

 

 


 

アッセイデベロップメントガイド発行のお知らせ
Phenoptics Assay Development Guide

Opal染色のテクニカルチップスとイメージ取得・解析の技術ガイド集「Phenoptics Assay Development Guide」ができました。
TSA発色と抗体除去を繰り返し、同一ホスト由来抗体を複数組み合わせて免疫染色できるOpal染色と、
8つの蛍光スペクトルを解析し色分解するスペクトルイメージングの撮影条件セットアップ、
さらにinForm Tissue Finderを用いた、発現マーカーに基づく細胞の表現型解析のプロセスを、
図説付きで解説しています。

GDE Assay Development Guide


  セミナーのお知らせ
「がん免疫療法最前線2016 ~日本が発するヒトがん免疫制御の新世界基準~」が開催されます。

参加登録はこちらから
※ 受講登録ページの質問:「今回のセミナーを何でお知りになりましたか?(複数回答可)」には、
株式会社パーキンエルマージャパンをお選びください。

パーキンエルマージャパンでは、がん免疫研究の新規ツールとして興味を持っていただいている、
Phenopticsリサーチソリューションを企業セミナーでの紹介と展示をします。アンカー
Phenopticsリサーチソリューションは2015年Top10 Innnovationsに選ばれ、
フローサイトメトリーの研究データを補完する病理標本の解析テクノロジーとして注目されています。
がん免疫の最前線で研究されている先生方の講演と、提唱される新規解析テクノロジーを同時に聴講できる貴重な機会です。
是非ご参加ください。

プログラム
オーガナイザー
佐藤昇志先生
札幌医科大学 名誉教授 北海道対がん協会 副会長
ヒトがん免疫制御哲学の具現化と世界基準を日本の製薬から

キーノート
がん幹細胞を制御するSomato-Germinomicsワクチン
鳥越俊彦先生 (札幌医科大学医学部 病理学第一講座 教授)

プライミング相活性化の核酸アジュバント
瀬谷司先生 (北海道大学大学院医学研究科 免疫学分野 教授)

2型糖尿病治療薬メトホルミンの腫瘍微小環境に与える影響~エネルギー代謝制御による癌免疫治療の可能性~
鵜殿平一郎先生 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座免疫学 教授)

腫瘍局所の免疫抑制機構コントロールによるがん免疫療法
西川博嘉先生 (国立がん研究センター 先端医療開発センター 免疫TR分野 分野長)

免疫チェックポイント阻害剤抗PD-1抗体ニボルマブの創製(仮)
吉田隆雄先生 (小野薬品工業株式会社 オンコロジー研究部第二研究室 室長



The scientist誌の 2015年Top10 Innnovations に選ばれました。

Phenopticsリサーチソリューションは、がん免疫評価をはじめとした「がん微小環境」における空間的な細胞分布解析を可能にしました。
今後の情報更新にご期待ください。