ライフサイエンスシンポジウム - PerkinElmer Japan

ライフサイエンスシンポジウム オンデマンド配信中

ご好評につき2020年6月から毎週開催されたウェビナーをオンデマンド配信することとなりました。
予定が合わず観逃した方、もう一度観たい方など必見です!

10. Targeting Proteins and Proteolysis to counter Cancer-タンパク質分解を標的としたがん治療薬研究

2020年11月19日開催

がん治療薬の開発は、タンパク質量の調節よりもタンパク質の活性を阻害することに焦点を当てる傾向があり、このアプローチはある程度の成功を収めていますが、長期的な投与によって生じる薬剤耐性や細胞毒性などの課題が依然としてあります。タンパク質の分解を創薬の標的とすることで、この問題を解決できる可能性があります。

E3リガーゼのユビキチン化を調節することにより、タンパク質分解酵素が有害なタンパク質の分解を誘導し、患部細胞から除去する低分子化合物として、タンパク質分解薬があります。このウェビナーは、The Scientistがお届けし、PerkinElmer|Cisbioがスポンサーとなっています。ここでは、低分子のタンパク質分解薬の働き、その設計における重要なポイント、さらには研究と臨床の両方における応用についてお話しいたします。

【講演内容】

  • プロテオライシス・ターゲティング・キメラ(PROTAC)技術を用いた抗がん剤のオンターゲット毒性の克服
  • 癌に対するPROTAC開発のための構造に基づく設計アプローチ
Speaker

Daohong Zhou, MD
Professor of Pharmacodynamics and Radiation Oncology
Professor And The Henry E. Innes Professorship Of Cancer Research
Associate Director for Translation and Drug Development
University of Florida Health Cancer Center
University of Florida at Gainesville

Aileen Frost, PhD
Alessio Ciulli Research Group
Medicinal Chemist and organic Chemistry Scientist
Biological Chemistry and Drug discovery, School of Life Sciences
University of Dundee


(所要時間:1:10:42)

9. Save Time with No Wash Immunoassays-まぜるだけのイムノアッセイで時間を節約

Speaker


Serena Chan
Scientific Consultant
パーキンエルマー 
CisBio社製品担当者

2020年7月開催

ELISAやウエスタンブロッティングは時間がかかり、より高いスループットと高効率化には、実は理想的ではありません。このウェブキャストにぜひ参加し、洗浄工程なしでタンパク質を検出できるという新世界を垣間見ましょう! あなた実験の作業効率を上げ、より迅速に論文化し、競合に先駆けて新薬を投入しましょう!

【ウェビナーの内容】

  1. まぜるだけのイムノアッセイとは何か、従来法との比較
  2. アプリケーション
  3. 始めるにはどうしたらいいか


(所要時間:25:27)

8. Establishing Alpha CETSA HT in primary screening - プライマリースクリーニングにおけるAlpha CETSA HT系の確立

Speaker

Durg Target Review誌 2020年6月24日開催回

ハイスループットスクリーニング(HTS)カスケードは、大規模なスクリーニングコレクションから高品質のヒットを確実に同定できるように進化してきました。従来、ほとんどのプライマリースクリーニングは触媒活性部位のモジュレーターの同定に焦点を当てていましたが、ターゲットエンゲージメントアッセイはカスケードのさらに下流に位置付けられます。細胞ベースのサーマルシフトアッセイ(CETSA)は、内在性タンパク質レベルを検出するための”physiologically relevant”なアッセイ法です。CETSAは、細胞環境におけるターゲットエンゲージメントを直接同定し、困難で時間のかかるタンパク質や細胞株の調製ステップを排除し、HTSに適したアイソサーマルマイクロウェルのセットアップによって実行することができます。

これは、ヒット発見プロセスへの迅速な出発点となり、従来の機能性モジュレーターやPROTACなど、新規化合物を見つけることが可能であるといった、魅力的な見通しを持っています。このウェビナーでは、Vertex Pharmaceuticals社とAstraZeneca社がPelago BioScience社およびPerkinElmer社と協力して、大規模なプライマリーHTSのために、Alphaテクノロジーと組み合わせたCETSA-HTのポテンシャルをご覧いただけます。


(所要時間:1:03:51)


Michale Dabrowsk
Pelago社
代表取締役

Julie Alexandre 氏
バーテックス・ファーマシューティカルズ社
(米 マサチューセッツ)

Kirsten Tschapalda 氏
アストラゼネカ社

7. PlGF and assessment of placental function in the first and third trimesters of pregnancy-PlGF(胎盤増殖因子)と妊娠の1st trimesterおよび3rd trimesterにおける胎盤機能の評価

Speaker


Jon Hyett Clinical Professor,
Sydney Institute for Women, Children and their Families and Royal Prince Alfred Hospital, Sydney.

2020年8月6日開催

相次いで報告されている証拠は、妊娠の予想される有害な結果の特定における母体血清PlGF(胎盤増殖因子)レベルの評価をサポートしています。1st trimesterにおいて、PlGF(胎盤増殖因子)は多変量スクリーニングアルゴリズムのバイオマーカーとして早期発症型妊娠高血圧腎症 early onset pre-eclampsia(ePE)の予測に使用されます。このアルゴリズムは、世界中のさまざまな集団で検証されており、ePE発症する女性の90%以上を予測しています。安価な予防的介入(ハイリスク女性へのアスピリンの処方)を伴い、早期発症疾患の80%以上です。費用経済分析は、スクリーニングへの投資が妊娠後期の出産を通して回避される新生児ケアの費用を圧することを示しています。
3rd trimesterではPlGF(胎盤増殖因子)を単独、またはsFltと組み合わせて使用でき、高血圧の女性が良性の妊娠高血圧症ではなく妊娠高血圧腎症を発症しているかどうかを予測し、入院のトリアージを行い、疾患の重症度と差し迫った出産の必要性を予測が可能となります。陰性的中率を低リスク(高血圧ではない)集団で使用して、クリニックへの訪問の頻度を減らすことができます。胎児発育不全のスクリーニングにおけるPlGF(胎盤増殖因子)の役割を定義し、異数性のスクリーニングの代替アプローチでこのマーカーを採用する最良の方法を特定するには、さらなる研究が必要とされます。


(所要時間:59:44)


6. Reconstitution of COVID-19 virus:host interaction networks using in vitro protein expression-COVID-19ウイルスの再構成:in vitro発現系を用いた宿主タンパク質相互作用ネットワーク

Speaker


Kirill Alexandorv, Professor,
Synthetic Biology, Queensland University of Technology

2020年7月14日開催

DNAやタンパク質など、生命体の構成成分を複製する能力は、ライフサイエンス研究におけるコアテクノロジーとなっています。ゲノムシークエンスの急激な増加を背景に、コードされた遺伝子産物の生産、研究、改変するための最良の方法について注目が集っています。構造、機能情報は単一のタンパク質分子それぞれにコードされていますが、この膨大な情報にアクセスすることは技術的および経済的に困難となっています。これは、生物学の幅広い分野における研究の進捗を決定する重要な技術的ボトルネックで、複雑なマシーン分子であるタンパク質の分析を行う際に、問題は特に深刻となります。 私たちは、タンパク質とタンパク質複合体の迅速かつ柔軟な生産、タンパク質工学や分析を可能にするアプローチに取り組んでいます。無細胞タンパク質合成システム、品質管理、in vitroホモジニアス相互作用アッセイAlphaLISAをインテグレートすることによって、以前は再構成が困難でであったCavin、HOPS、BBSomeなどの、いくつかのマルチサブユニットから成る、真核生物由来のタンパク質複合体のin vitro相互作用を再構築し分析できました。このアプローチは、ジカウィルスやCOVID-19ウイルスなどのウィルスと宿主細胞間の分子間相互作用解明に使用され、新規抗ウィルス化合物の創製の可能性を持つ新しい分子間相互作用を明らかにします。 本Webinarでは、タンパク質研究とタンパク質工学に対する、この開発されたテクノロジーについて解説します。


(所要時間:49:00)

5. Automating human stem cell based functional genomics - ヒト幹細胞ベースの機能ゲノミクスの自動化

Speaker


Ernst Wolvetang教授
AIBN, University of Queensland

2020年7月7日開催

ヒト胚性幹細胞または患者の体細胞からリプログラムされた人工多能性幹細胞(iPSC)は、どちらもヒト組織を模した 2D または 3D(オルガノイド)へと分化できます。 CRISPR 対応のゲノム操作を通して、この幹細胞を使う手法は、遺伝子構成と疾患(機能ゲノミクス)の関連性の研究や、薬物スクリーニングを可能にします。 私たちは、ゲノム編集の前後のヒト iPS 細胞からのシングルセルクローンと培養の自動化を実現し、定義された細胞タイプや脳オルガノイドなどの 3D 組織を自動で作成できるようになりました。さらに、このように作られた細胞はOperetta イメージングシステムによって、表現型や薬物応答が自動で定量化されます。これらの自動化と先入観のない定量化戦略により、さまざまな神経変性疾患に対する新しい疾患の表現型と新しい治療法の開発が可能になりました。


(所要時間:53:02)

4. The Role of Optical Molecular Imaging in the Multimodal Toolkit for Determining the Theranostic Efficacy of Nanomedicines-薬の治療効能を決定づけるマルチモーダルツールキットにおける光学分子イメージングの役割

Speaker


Zachary H. Houston, PhD
Research Fellow
AIBN University of Queensland

2020年6月30日開催

セラノスティックナノメディシンは、前臨床およびフェーズ0の臨床モデルで多くのタイプの癌の治療に大きな可能性を示しています。 これらのナノ医薬品が治療法としてどのように機能するかのメカニズムを理解することは困難な作業であり、治療カーゴの送達および放出のメカニズムを理解するためにさまざまな手法が必要です。
この講演では、光学イメージングがどのように使用されるか、およびセラノスティックナノメディシンの有効性を決定するための分子イメージングモダリティとしての重要性について解説します。


(所要時間:59:43)

3. New Developments in AlphaLISA SureFire Ultr Assays for Measuring Cellular Protein Phosphorylation-細胞タンパク質リン酸化測定におけるAlphaLISA及びSureFire Ultraアッセイの開発

Speaker


Antony Sheehan PhD
Chief Scientific Officer
TGR Biosciences社

2020年6月23日開催

細胞機能のモジュレーターに対する化合物ライブラリーのスクリーニングには、自動化に適したハイスループット技術が必要になる場合があります。 薬物の有効性の測定において、複数の細胞内シグナル伝達経路におけるタンパク質のリン酸化の測定は、常に必要とされています。 PerkinElmerのAlphaLISA SureFire Ultraタンパク質リン酸化キットは、迅速かつホモジニアスなアッセイを提供し、薬物の有効性を少数から多数のサンプル数で評価可能です。

サンプルあたりのデータの生産性を最大化するために、最近SureFire Ultraアッセイポートフォリオを拡張し、サンプルごとに2つのターゲットの分析に対して、Alpha SureFire Ultra Multiplexと呼ばれる、ホモジニアスなマルチプレックスアッセイフォーマットが追加されました。 このテクノロジーは、2つの異なるリンタンパク質、または同タンパク質のリン酸化とトータル、のいずれかを測定できます。現在、新しいタンパク質/トータルアッセイキットの開発を拡大し、様々なシグナル伝達経路のターゲットを、より多く選択できるようにしています。

最近では、Pelago Bioscienceが提供するCETSA Alphaアッセイ開発に対して、継続的なコラボレーションをサポートするために、Total SureFire Ultraアッセイキットの開発にも重点を置いています。 Pelago社は、創薬の初期段階で独自のCETSAテクノロジーと組み合わせるHTSプラットフォームとして、ALPHAテクノロジーの使用を優先しています。 そのために、Pelago社は、リン酸化のような翻訳後修飾に対するアッセイではなく、化合物のターゲットエンゲージメントを評価するために「トータル」タンパク質に対するアッセイを必要とします。

このウェビナーでは、最近開発された数多くのアッセイキットに関するデータを提示し、ハイスループットとロースループットの両方のスクリーニングプラットフォームとしてAlpha SureFireテクノロジーの有用性について解説いたします。


(所要時間:51:00)

2. The Role of Preclinical Imaging in Viral and Bacterial Research - ウイルスおよび細菌研究における前臨床画像の役割

Speaker

2020年6月16日開催回

感染症はかつてないほど急速に拡大しており、細菌やウイルスの新しい病原性株が驚くべき速度で発生しています。 現在のCOVID-19危機が証明できるように、これらの新しい株に対する私たちの脆弱性はこれまでになく明白になりました。
新興および再興の感染症の普及に伴い、非侵襲的な前臨床イメージングなどの技術は、これらの病原体の生物学的経路をよりよく理解し、新しい治療法やワクチンの開発を支援するための鍵となります。

私たちのライブウェビナーに参加して、前臨床の光学およびマイクロCTイメージングが、動物モデルにおける宿主と病原体の相互作用を視覚化および監視するための多様なアプローチを提供する方法を学びます。


(所要時間:58:29)

 
Kevin Francis, PhD
パーキンエルマー社
Divisional VP, Biology Solutions

Olivia Kelada, PhD
パーキンエルマー社 

1. Navigate your Chemistry using CETSA HT, A Powerful Assay for Small Molecule Drug Discovery-低分子創薬化学をナビゲート-強力なアッセイ手法CETSA HT

Speaker


Michael Dabrowsk
Pelago社 代表取締役

2020年6月9日開催

ターゲットエンゲージメントは、創薬における本質的なパラダイムです。 創薬プロジェクトの大部分は、開発ステージが進むにつれてより複雑な生物学的環境となり、その環境においてターゲットとの相互作用が不十分となるため、臨床試験まで到達することが困難となっています。 Cellular Thermal Shift Assay(CETSA)テクノロジーを用い、組織、細胞、細胞溶解液などの「Physiological relevant」なマトリックスにおけるターゲットエンゲージメントを測定することによって、この問題を克服できるかもしれません。

本ウェビナーでは、細胞という環境において、タンパク質と化合物の相互作用を研究するためのラベルフリーな手法を、CETSA HTアッセイがどのように提供できるかを解説いたします。また薬物のプロファイリング、すなわち構造活性相関(SAR)データ、スクリーニング、ヒットコンファメーションなどにおける、CETSA HTの方法論についてご説明します。
*PerkinElmer社とPELAGO Bioscience社は提携しています。


(所要時間:42:55)