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動脈硬化症を起こしたヒト腹部動脈のIRイメージングを行いました。動脈硬化を起こした血管には、ほぼ均一に血管の主成分であるたんぱく質が分布していましたが、ムコ多糖、脂質、炭酸、アパタイトは局在化していました。 また、血管の主成分であるたんぱく質がほとんど存在しない箇所があり、その箇所では石灰化が起こっており、ムコ多糖や脂質やアパタイトの存在が確認されました。 このアプリケーションノートでは、動脈硬化症を起こしたヒト腹部動脈のIRイメージングを行い、その病変を化学構造的に調べました。
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