世界唯一のダブルファーネスを採用したシステムは 750℃/min の超高速スキャンを可能にし、今まで見えなかった熱物性を見ることが出来るようになります。入力補償型DSC は、吸熱・発熱量を直接測定するため、感度が温度に依存せず、温度及び熱量の正確度、再現性に非常に優れています。
特長
- 最高昇降温速度 750℃/min をコントロールした環境で再現(DSC 8500)
- 低質量のファーネスが優れた追従性を実現
- サンプルに触れることなくクエンチ Cooling が可能(DSC 8500)
- SmartScan™ によるフラットなベースライン
- Wavelet Analysis によるスムーズな解析
- デジタルマスフローコントローラー内蔵
- 高精度なオートサンプラーシステムを搭載(96サンプル)
高い再現精度を実現
インジウムの測定を14回測定した結果
測定を重ねても、ベースラインピーク形状が変わらず、高い再現性に優れています。
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バリスティックCooling
500℃からバリスティッククーリングをした結果
試料を炉から取り出すことなく、DSC の炉内でクエンチクーリングが行えます。
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高速測定における利点
200℃~100℃まで750℃/minでCoolingさせた結果
昇温速度を上げて測定することで、微小なピーク検出をすることや測定時間を大幅に短縮させることが可能です。
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白金イリジウム合金製ファーネス
わずか、2.6gのファーネスが高い温度追従性・温度レスポンスを実現しています。また、空気雰囲気中でも酸化・硫化に伴う劣化がないため、加熱によるクリーニングも容易に行えます。
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仕様
主な仕様 |
ファーネスタイプ |
ダブルファーネス |
測定原理 |
入力補償型 |
温度変調 DSC(MT-DSC)
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StepScan ソフトウェアにて利用可能
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測定範囲 |
-170 ℃~750 ℃
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熱量再現精度
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±0.3 % 以内
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熱量正確度
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±0.2 % 以内
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コントロール最高昇温速度
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750℃/min(DSC 8500)、300℃/min(DSC 8000)
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コントロール最高冷却速度
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750℃/min(DSC 8500)、150℃/min(DSC 8000)
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サイズ |
540 (幅) × 620 (奥行) × 300 (高さ) mm |
重量 |
20 kg(30 kg オートサンプラー付)
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