飲料水に含まれる微量元素の一斉分析 - PerkinElmer Japan

飲料水に含まれる微量元素の一斉分析

日本の水道水の品質管理レベルは世界最高といわれております。全国各地の水源から各地方自治体の水質管理センターでは毎日、日本の飲料水の品質を守るため分析装置がフル稼働しております。私たちが毎日欠かさず口にする水の分析でもパーキンエルマーは最適なソリューションをご提供します。

パーキンエルマーでは、日本の水質分析に最適な原子吸光、ICP発光およびICP-MSをラインナップし、万全のサポート体制でお客様をバックアップしております。ここでは、ICP質量分析装置を用いて、上水試験項目の一斉分析法をご紹介します。

 

 

 

使用装置

NexION  

NexION ICP質量分析装置

  • ダイナミックリアクションセル(DRC)により多原子イオン干渉を完全に除去可能
  • 高マトリックスサンプル用に最適化された導入系
  • アキシャルフィールドテクノロジー(AFT)によりDRCモードにおける増感効果
  • シングルイオンレンズは簡単メンテナンス
  • HPLC-ICP-MSとしてAs, Cr, Seなどの化学形態別分析が可能
Optima8x00シリーズ  

Optima8x00シリーズ ICP発光分析装置

  • UDAテクノロジーによりライブラリ上の全波長を測定可能
  • 独自の光学系によりマルチ型では最高の波長分解能(< 0.006nm)
  • ICP発光専用に最適化された検出器であるSCD(セグメントCCD)は、最高のピクセル分解能
  • 第三世代ソリッドステートRFジェネレータによりタフなプラズマ
  • デュアルビュー(両軸測光)によりラジアル&アキシャル両方向測光可能
AAnalyst series  

AAnalyst series 原子吸光分析装置

  • フレームおよびファーネス(フレームレス)分析を豊富なラインナップから選択可能
  • すべての装置に半導体検出器(CMOS)を搭載していますので高感度分析が可能
  • STPF法により比類なき感度と再現性
  • 平行磁場型交流ゼーマンバックグラウンド補正
  • 独自の十字型グラファイトチューブ(THGA)により長寿命を実現

 

上水試験法におけるNexIONの検出下限値

測定元素 水質基準
[mg/L]
検出下限値
[mg/L]
B 1.0 0.00001
Al 0.2 0.000003
Cr 0.05 0.000002
Fe 0.3 0.000005
Mn 0.05 0.000001
Ni* 0.01 0.000005
Cu 1.0 0.000001
Zn 1.0 0.000008
As 0.01 0.000005
Se 0.01 0.000005
Cd 0.003 0.000001
Sb* 0.015 0.000005
Pb 0.01 0.000001
U* 0.002 0.000001
* 水質管理目標値
 

飲料水の分析結果

  • 上水試験法にしたがって、ICP-MSの検出下限値を測定しました。
  • NexIONではDRCにより多原子イオンの干渉を完全に除去することができます。
  • すべての元素で水質基準値をはるかに超える検出下限値を達成しました。

また、原水の分析では高濃度成分も測定する必要がでてきます。
DRCの特長である高濃度成分と微量成分の同時分析メソッドを使用すれば、希釈等の処理を行うことなく高濃度/微量元素同時分析が可能です。
今後、基準値が下がったとしても、NexIONであれば心配は不要です。

 

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装置の紹介

  • NexION ICP質量分析装置
    直観的に使用できるソフトウェア、干渉の有無や難易度によって3つのモードを選択できる特許技術「UCT」(ユニバーサルセルテクノロジー)により、分析者のスキルに依存せず、誰でも簡単に高感度で精確な測定が可能です。
    アクセスしやすい装置デザイン、試料導入系、イオンレンズ系などに新たな技術を多数導入し、洗浄やメンテナンス頻度の最小化を実現しました。
  • Optima 8x00シリーズ ICP発光分光分析装置
    直観的に使用できるソフトウェア、干渉の有無や難易度によって3つのモードを選択できる特許技術「UCT」(ユニバーサルセルテクノロジー)により、分析者のスキルに依存せず、誰でも簡単に高感度で精確な測定が可能です。 アクセスしやすい装置デザイン、試料導入系、イオンレンズ系などに新たな技術を多数導入し、洗浄やメンテナンス頻度の最小化を実現しました。
  • 原子吸光分析装置
    40年以上の長い歴史を持ったグローバルシェアNo.1の原子吸光分析装置です。フレーム分析のスタンダードモデルから、光ファイバーを採用した偏光子を使用しない平行磁場型交流ゼーマンバックグラウンド補正を搭載したハイスペックモデルまで、豊富なラインナップからお選びいただけます。