166のアミノ酸から構成される活性型IFN-βは、主に線維芽細胞によって大量に産生されています。IFN-βは非特異的な液性免疫応答やウィルス感染に対する免疫応答の制御に関与するタンパク質です。IFN-βは、IFN-γの刺激によって、HLAクラスI 抗原の発現を増加させ、クラスII抗原の発現を遮断します。IFN-βは、固形癌から樹立された多数の細胞株の自己増殖活性を阻害することが示されています。IFN-βは、多発性硬化症の治療に使用され、発症5年以内の慢性活動性B型肝炎の治療においては、IFN-αとの併用が有用であると見込まれています。IFN-βの抗ウィルス活性は、重度の小児ウィルス性脳炎の治療においても顕著に表れています。
AlphaLISA IFN-β kitは、血清または細胞培養液中のIFN-βを定量するためにデザインされたキットです。
本製品は、AlphaLISA human IFN-β kit (品番AL265C/F/S)は販売終了となりました。品番AL3133C/F/Sは、その後継品です。
製品名 |
パッケージ |
製品コード |
Human IFN-β immunoassay kit |
500 assay points*
5,000 assay points* |
AL3133C
AL3133F |
Human IFN-β, lyophylized |
0.3 µg |
AL3133S |
Mouse IFN-β immunoassay kit  |
100 assay points*
500 assay points*
5,000 assay points*
|
AL586HV
AL586C
AL586F |
Mouse IFN-β, standard |
0.3 µg |
AL586S |
* 1 assay pointsは、推奨の試薬量(サンプル5µl, トータルボリューム50µl)で使用した場合の1ウェル分に相当します。