ホタルルシフェラーゼの定量を高感度に行います。
マイクロプレートで培養した動物細胞に、Passive Lysis Bufferを加え、振盪して細胞を溶解させます。ディスペンサーの付属した発光プレートリーダーを使用し、ホタルルシフェラーゼ基質を添加して、ホタルルシフェラーゼレポーターを測定します(図1)。

図1: Sensiliteアッセイ手順
10–20 moles以下のルシフェラーゼを測定でき、酵素濃度に依存した直線性も得られます(図2)。

図2: Sensiliteの直線範囲
特長
図3: Sensilite基質の22 ℃における安定性
- Flashタイプアッセイのため、高感度化が望めます。(ルシフェラーゼ 10–20 moles)
- 常温輸送・4℃保存
- 溶解後の基質が安定で、22 ℃保存でも数日間は安定です(図3)。
- 細胞溶解液中におけるルシフェラーゼが安定しています。細胞溶解後、22 ℃で6 時間経過してもルシフェラーゼ活性が90 %以上残存しています。
- DTTが含まれません。
キット内容
- 1 x Passive Lysis Solution (PLS)
- sensilite Reconstitution Buffer
- sensilite Lyophilized Substrate