グレリンは28アミノ酸から成るペプチドホルモンであり、グレリン受容体と結合し消化管のホルモンとして、また中枢神経中の神経ペプチドとして働きます。グレリンは、2つの主要な型、アシル化(活性型)と脱アシル(不活性型)が存在します。グレリンは、様々なステージでの酵素プロセッシング後のプレプロ型に由来し、胃が空の際に分泌されます。空腹(食欲)を増進し、食物摂取のため胃酸の準備を行います。また、脳内のドーパミンニューロンと相互作用し報酬分子としての役割を持つことが示されています。興味深いことに、レプチンは、グレリンに矛盾して食欲や報酬系を抑制する役割を持つと見られています。グレリンは、食欲や睡眠、概日リズム、消化管における抗炎症効果、鬱などの制御における役割について盛んに研究が行われています。
本キットは、血清や血漿、細胞培養上清中のトータルGhrelinを定量するためにデザインされたキットです。
製品名 |
パッケージ |
製品コード |
AlphaLISA Human Total Ghrelin immunoassay kit
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100 assay points*
500 assay points*
5,000 assay points* |
AL3012HV
AL3012C
AL3012F |
Human Ghrelin (標準物質)
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0.1 µg
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AL3012S |
AlphaLISA Human Ghrelin(active) immunoassay kit
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100 assay points*
500 assay points*
5,000 assay points* |
AL3007HV
AL3007C
AL3007F |
Human Ghrelin (標準物質)
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3 µg
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AL3007S |
* 1 assay pointsは、推奨の試薬量で使用した場合の1ウェル分に相当します。