DNAの勝者を選ぶ | Stories - PerkinElmer Japan

DNAの勝者を選ぶ

科学上の賭け

人類が病気に打ち勝つには”勝者を選ぶ”というシンプルかつ困難なものである。Amgen社は「それは当然のことである。」と述べています。Amgen社は世界一の規模を誇る独立したバイオテクノロジー研究所で次々と医薬品を発表しています。 1980年に4名で創業し、現在は約18,000名の科学者と開発者を抱え世界各地に拠点を構えています。企業理念は明快なもので、”ブレークスルー・サイエンスに基づく医薬品を日本の患者さんに提供し、健康な社会の実現にあらたな貢献を果たします”といったものです。

開発過程の多くを占め、かつ競合他社と大きく違う点として、Amgen社が病気に対して「生物学的なアプローチから入る」ことが挙げられます。どのような小さな生物学的構造であっても、Amgen社の研究者たちは彼らが呼ぶところの“勝者を選ぶ”ことを一貫して行い、深刻な疾患への治療法を推進させています。

“勝者を選ぶ”のは偶然ではできません。 Amgen社は生物学の基礎研究や革新的な技術創出を推奨しており、Amgen社の研究者は、疾患の複雑な分子経路の“第1発見者”となることにより、どの薬物が最適で有効性が高いか測定できると考えています。では、どうやって第1発見者となるのか?

イノベーションの利用

“生物学ありき”の哲学に基づき、Amgen社は積極的に彼らの研究のゴールにたどり着ける革新的な技術を探し求めています。サンフランシスコのベイエリアにあるバイオアッセイ技術グループではパーキンエルマー社のOpera®Phenix™Operetta® ハイコンテンツスクリーニングシステムと TIBCO Spotfire®High Content Profiler™ softwareを使用しています。

このバイオアッセイ技術グループに所属する生体分子エンジニアのChristopher Haleは細胞画像による新療法とスクリーニング技術を担当しています。

“我々は、ハイコンテントスクリーニングを細胞のプロファイルを収集するのに利用しています。 プロファイルの中に私たちが探すべき情報が正確に含まれている場合もありますし、どの情報が重要なのかがわからない場合もあります。ですので、画像による表現型スクリーニングによって、我々は細胞への化合物やアッセイの効果を網羅的に探索することが重要なのです。大きな網をかけ、なにかが引っかかるかもしれない。そうすれば、最終的には新しい発見と治療法への道を開く鍵となる効果(表現型)を検出するアッセイの開発を始めることが可能になります。

ビッグデータの活用

Amgen社はパーキンエルマーのハイコンテンツプロファイルが彼らの遺伝子ターゲットやドラッグディスカバリー研究に与えた功績は大きいと見ています。研究者達は、より効果的かつ効率的に、多変量のビッグデータを解釈できるようになり、コストと数多のソフトウェアを覚える労力とコストの両方を削減できるようになりました。

Hale氏曰く“我々は大量のデータの分析の重責がありました。“パーキンエルマーのHigh Content Profiler softwaeを使用することによりHale氏とその同僚達はOpera Phenix とOperettaからなるハイコンテンツスクリーニング装置から出力されたデータを一つのプラットフォーム上に集約し転換することができため、科学者同士で展開させ、情報共有を行うことにより、疾患の研究開発速度が加速しました。

“まずはsiRNAスクリーニングに利用しています。もちろん標的スクリーニングになります。我々は後に新薬開発のターゲットとなる遺伝子の探索から始めました。siRNAスクリーニングの場合、High Contrast Profilerで遺伝子スコアあたりのsiRNA のヒット数を決定しました。そこからわかったことは、アッセイから何を除外できるかということです。また、データセットには、いくつかのコントロールを置き、データテーブルを精査することで、情報に漏れがないようにしました

トリプルプレイ

パーキンエルマー社のOpera Phenix と Operetta のハイコンテンツスクリーニングシステムと High Content Profiler softwareの組み合わせは科学的なトリプルプレイと言っても過言ではないでしょう。 新技術によって、遺伝子の標的探索、創薬研究のすべてにプロセスに関与するAmgen社の研究者達は、大きな恩恵を受けています。

“端的に申し上げますと” パーキンエルマー社の情報開発部門リーダー Seungtaek Lee氏は以下のように説明します。“システムの導入により、Amgen社の研究者は、ハイコンテンツスクリーニングの膨大なデータから生物学的な結論を導けるようになりました。わずか数分のうちに。”
Amgen社が “勝者を選ぶ” ことは当然なのです。

 

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