放射線治療によるがんとの闘い | Stories - PerkinElmer Japan

放射線治療によるがんとの闘い

恐れられる「がん」という言葉

「がん」は耳にしたくない言葉です。しかも自分や自分の愛する人ががんになるというのは恐ろしいことです。毎年、世界中で1400万人がこの恐ろしい病気の宣告を受けていますが、20年後にはその数は倍近くに増えると言われています。

確かにがんは恐ろしいもので、がんと診断されたら恐怖に感じてしまうのも当然です。しかし幸いなことに、がん治療の主要な方法の1つである、放射線治療の技術が、キュリー夫人の時代では考えられないほど進歩しました。事実、放射線治療(放射線がん療法)は今や想像をはるかにこえるものになっています。原子爆弾や原子力発電所を思い起こさせるような放射線とは異なり、がん治療に使用される放射線は局所的で、制御可能、そして一般的には安全なものです。

外部放射線療法の仕組み

外部放射線治療では、がんに放射線を照射する機械を使用します。がん化した細胞の増殖を助けるDNAを破壊して、がん細胞を死滅させます。パーキンエルマーのフラットパネルX線検出器は、X線システムに組み込んで、高解像度の画像を取得することが可能です。放射線腫瘍医(がん専門医)や治療士は装置に映し出されたハイコントラスト画像を基に、高エネルギー放射線をがんに正確に照射することができます。これにより、特定のがん部位にだけ放射線を照射し、体の他の部分に照射せずに治療を行うことができます。

治療法の進歩

あらゆる形態のがんを早期発見、治療できる新たな方法が続々と発見されているため、治療は確実に進歩しています。パーキンエルマーが提供する高度なスキャン技術により、世界中の医療機器メーカーとの連携やメーカーへの技術提供を行うことにより、多くのがん患者に3Dデジタルスキャンを使用して、手術や放射線治療の成果を確認できるようになりました。また、苦痛緩和治療用に放射線治療を施す場合は、症状の緩和によって治療成果が期待できます。

今後の方向性

確かにがんは恐ろしいものです。しかし医療用画像処理技術はあらゆる種類のがんと闘うために、進歩し続けています。がん専門医の間では、将来的に画像に基づく治療計画というものが、治癒率を高め、治療による副作用を軽減するようになるだろうと言われています。今後ますます精密な3Dイメージングシステムが開発され、日々がんと闘っている医師をサポートしてくれるようになるでしょう。がん撲滅の日もそう遠くないかもしれません。

 

*パーキンエルマーのフラットパネルX線検出器は通常、X線システムメーカーの製品に統合されるコンポーネントとして提供されています。各社製品での使用における品質認証と検証、該当する規制要件の遵守確認は、システムメーカー側の責任となります。
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