薬物動態・毒性学

薬物動態・毒性学

毒性学試験は、人の健康に関わる農薬から家庭用洗剤に至る主要な各種化学物質に対して行われています。その重要な試験領域には、薬物乱用、吸収/投与、分布、代謝、排泄/除去、毒性(ADMET)、法医学分野での中毒学などがあります。また、固相抽出(SPE)は、多数の薬物動態・毒性学アプリケーションで広く使用されている方法です。
薬物動態試験は、in vivoテクノロジーとin vitroテクノロジーを用いて薬物代謝や薬物動態を測定するための一群の重要な予測アッセイです。候補化合物のADMEスクリーニングは、創薬の初期段階で非常に重要です。人を対象とした臨床試験を実施する前にADMEスクリーニングで新薬の用量を決定し、毒性問題を特定することにより、時間と費用の両方を節約することができます。ADMETアッセイには、溶解度試験、人工膜透過試験(PAMPA)、CaCo-2(透過性)試験、ミクロソーム(代謝)試験が含まれます。
JANUS自動ワークステーションは、水性溶媒と有機性溶媒の両方を取り扱えるので、薬物動態・毒性学アッセイに対して非常に多くの利点があります。化合物の分布はCaCo-2プレートやPAMPAフィルター・プレートによる透過試験、または有機相と水相間の移動試験により測定することが可能です。細胞ベースの分析の場合、サンプル調製後に撹拌インキュベーションを行い溶解します。ミクロソームまたはCaCo-2化合物の濃度は、UV分光法または液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS分析)によって測定されます。このため、ADMETワークステーションでは、一般に撹拌培養のためのインキュベーターやプレート・リーダーを接続する必要があります。

 

JANUS自動ワークステーションを採用することで、手動操作に比べてデータの信頼性が向上します。迅速に結果を出すことも可能となり、また薬物動態・毒性学アッセイで重要とされる実験パラメーターの分析と評価も一層完全なものとなります。自動化は、スループット向上、ヒューマンエラー低減にも役立ちます。

 

一般的なアプリケーションは以下の通りです:
固相抽出(SPE)法

 

特長と利点
  • スループットの向上を可能にする柔軟なプラットフォーム。
  • モジュール式で拡張性にすぐれたデザインにより、ユーザーの既存の測定装置等を統合することができます。
  • 標準ワークステーション構成、あるいは複数のワークステーションを連結したカスタム・ワークステーション構成を選ぶことができます。
  • 信頼性の高い自動液体分注ワークステーションと検出装置群を確立されたアプリケーションと共に提供することが可能です。
  • サンプル・トラッキングと分析後のチェリー・ピッキングのための分析用ツール。
  • 業界で利用される最新のプロセス開発にアクセスすることができます。
  • 世界各国でサービスとサポートを提供しています。