NeoBase アミノ酸・アシルカルニチンMSMSキット
タンデム型質量分析計用試薬キット
NeoBaseアミノ酸・アシルカルニチン非誘導体化MSMSキットは、タンデム四重極型質量分析計を用い、血中遊離アミノ酸、遊離カルニチン・アシルカルニチンを同時測定するためのキットであり、生体のアシルカルニチンとアミノ酸のプロファイリングが可能です。
NeoBaseキットでは、アミノ酸、脂肪酸、有機酸代謝のモニターに有用な、10種類のアミノ酸と30種類のアシルカルニチンを定量します。臨床的には30種類以上の代謝疾患の検出も可能です。
アミノ酸・アシルカルニチンを多項目同時測定することにより、疾患モデル動物の代謝動態、薬物投与などがこれら代謝経路に与える影響、副作用の検証、ストレス応答などに関して、幅広く解析を行えます。
測定可能なアミノ酸は、アミノ酸代謝・窒素サイクル/カスケードの指標となります。オルニチン・シトルリン・アルギニンを指標とした尿素回路のモニタリング始め、ロイシン、イソロイシン、バリンを指標とした分岐鎖アミノ酸の代謝など、幅広い用途を想定できます。
尿素回路(オルニチン回路):アミノ酸などの代謝産物であるアンモニアは、尿素回路において尿素に変換され、体外へ排出される。オルニチン、シトルリン、アルギニンは、尿素回路をモニターする有用な指標となります。 |
アシルカルニチンは、脂肪酸酸化によるエネルギー産生の重要な経路β酸化の指標となります。 従来手法に比べ簡便に、迅速・高精度な定量が可能です。
β酸化:脂肪酸はカルニチンが結合することで、カルニチントランスポーターを通過できるようになり、ミトコンドリアマトリックスに移行します。この過程では、脂肪酸アシルカルニチンがカルニチントランスポーターを通過する段階が律速過程となるため、β酸化の各段階に滞りが生じたときには、アシルカルニチンの蓄積として検出されます。また、カルニチントランスポーターの障害も同様にアシルカルニチンの蓄積として検出されます。アシルカルニチンのプロファイルをモニターすることにより、脂肪酸代謝の状態をモニターすることができます。 |
30を越える測定可能物質を1検体当たり約2分のハイスループットにより解析が可能です。スクリーニングライブラリーの構築にも有用なキットです。 また、乾燥ろ紙血サンプルを使用可能なため、サンプルの保存、輸送が容易になります。
| 3040-0010 | NeoBase 非誘導体化MSMSキット |
| 3041-0020 | NeoBase 非誘導体化MSMSキット |
| 3042-0020 (研究用) |
NeoBase サクシニルアセトン測定溶液 |

NeoBaseキットによるアシルカルニチン定量スペクトルの例

キットには次のアシルカルニチンとアミノ酸安定同位体標識内部標準が含まれます。
アシルカルニチン:C0 (遊離カルニチン), C2, C3, C4, C5DC, C6, C8, C10, C12, C14 C16, C18
アミノ酸:グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、オルニチン、シトルリン、アルギニン
NeoBaseキットにより測定可能な物質
| アシルカルニチン | アミノ酸 | |
| Free carnitine (C0) | Lauroylcarnitine (C12) | Alanine |
| Acetylcarnitine (C2) | Dodecenoylcarnitine (C12:1) | Arginine |
| Propionylcarnitine (C3) | 3-hydroxy dodecanoylcarnitine (C12OH) | Citrulline |
| Butyrylcarnitine (C4) | Myristoylcarnitine (C14) | Glycine |
| Methylmalonylcarnitine (C4DC) | Myristoleylcarnitine (C14:1) | Leucine |
| Isovalerylcarnitine (C5) | 3-hydroxy tetradecenoylcarnitine (C14:1OH) | Methionine |
| Tiglylcarnitine (C5:1) | Tetradecadienoylcarnitine (C14:2) | Ornithine |
| Glutarylcarnitine (C5DC) | 3-hydroxy myristoylcarnitine (C14OH) | Phenylalanine |
| 3-hydroxy isovalerylcarnitine (C5OH) | Palmitoylcarnitine (c16) | Proline |
| Hexanoylcarnitine (C6) | Hexadecenoylcarnitine (C16:1) | Tyrosine |
| Hexenoylcarnitine (C6:1) | 3-hydroxy palmitoleylcarnitine (C16:1OH) | Valine |
| Adipylcarnitine (C6DC) | 3-hydroxy palmitoylcarnitine (C16OH) | Succinylacetone |
| Octanoylcarnitine (C8) | Octadecanoylcarnitine (C18) | |
| Octenoylcarnitine (C8:1) | Octadecenoylcarnitine (Oleyl) (C18:1) | |
| Nonanlylcarnitine (C9) | 3-hydroxy linoleylcarnitine (C18:2OH) | |
| Decanoylcarnitine (C10) | 3-hydroxy octadecenoylcarnitine (3-OH-oleyl) (C18:1OH) |
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| Decatrienoylcarnitine (C10:3) | ||
| Decadienoylcarnitine (C10:2) | Linoleylcarnitine (C18:2) | |
| Decenoylcarnitine (C10:1) | 3-hydroxy ocatadecanoylcarnitine (3-OH-stearoyl) (C18OH) |
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| 3-hydroxy dodecanoylcarnitine (C10OH) | ||
NeoBase MSMS アミノ酸・アシルカルニチン非誘導体化キット


