ATPlite ATP検出システム
ATP (アデノシン 5'‐三リン酸)は代謝活性のある全ての細胞に存在し、その濃度は細胞がネクローシスあるいはアポトーシスを起こしたときに急速に減少するため、ATPのモニタリングは細胞障害、細胞増殖抑制あるいは細胞増殖効果の良い指標となります。ATPlite™ アッセイシステムは、添加されたルシフェラーゼおよびD ‐ルシフェリンとATPの反応に起因する光の発生をベースにしています。この反応の結果、放射される光は一定範囲内でATP 濃度に比例します。
ATPliteはホタルルシフェラーゼを使ったATP検出をベースとして、ほ乳動物細胞の細胞増殖と細胞毒性測定に応用できます。ATPliteは細胞溶解液と基質溶液を添加するだけで測定が可能な、分離操作を必要としない“mix and measure”アッセイです。サンプル調製が簡単なので確実で再現性の高い測定結果を短時間で得ることができます。また、ATPliteのシグナルは長時間(約5 時間)安定なため、測定サンプルのバッチ処理・自動化にも適しています。
■Mix and measure アッセイ
2種類の試薬を添加するだけで測定が可能
■長時間安定なシグナル
半減期約5 時間、サンプルのバッチ処理に最適
■高感度で広いダイナミックレンジ
1ウェルあたり数個から数万個の細胞を検出可能

ATPliteアッセイプロトコール

ATPliteのダイナミックレンジ(TopCount NXT で測定)
ATPliteは1ウェルあたり5個から105個までの細胞の定量が可能。
ATPlite 1step 検出システム
ATPlite 1step は、ATPliteと同様にホタルルシフェラーゼを使ったATP検出システムです。HTSへの応用を目的として、1ステップ(細胞プレートに1回試薬を加えるのみ)でアッセイが可能なキットとして開発されました。発光シグナルはATPliteと比較して短く、その半減期は約2時間です(このシグナルの低下は細胞種や使用する培地によって異なる可能性があります)。
■簡単な操作
プレートに1種類の試薬の添加のみで測定が可能
■高感度で広いダイナミックレンジ
1ウェルあたり50,000個(96-well Plate)、12,500個(384-well Plate)の細胞まで検出可能

ATPlite 1stepアッセイプロトコール

細胞数と発光シグナルの直線性
10% FBS含有RPMI 1640培地に懸濁した、U937細胞の2倍希釈系列を100 µLずつ96-well CulturePlateに分注し、100 µLのATPlite 1 step試薬を加え、10分間インキュベーション後、発光シグナルをTopCountを用いて測定しました。

試薬関連ポスター集(英語)