125I および 131I ヨード化サービス

提供頂いた被標識体(0.1 - 0.5 mg)のヨード化を行い、分子の性質により HPLC やオープンカラムクロマトグラフィーで、ヨード化した製品から非結合のヨードを取り除くサービスです。通常、製品を TLC で分析し、フリーのヨードの割合は 5% 以下を確認しています。弊社での文献検索や、経済的に迅速なラベリングと納品を実現する為に、お客様には可能な限りラベリング方法や文献の提供をお願いしています。ヨード化サービスは以下の通りです。

ヨード化サービス

ヨード化法 カタログ番号 カタログ番号

  [125I] [131I]
クロラミン - T(Chloramine-T)法 NEX084 NEX084A
アイオドジェン(IODO-GEN®)法® NEX244 NEX244A
ボルトン - ハンター試薬 (Bolton-Hunter Reagent) NEX088 NEX088A
ラクトパーオキシダーゼ 法 NEX083 NEX083A
置換法 NEX086 NEX086A
その他の標識法 NEX999 NEX999
 

 

 


クロラミン-T 法

パーキンエルマーの 125I 標識化合物製造で、最も一般的に用いられている標識方法です。 [125I] または[131I] ヨウ化ナトリウムをクロラミンTにより酸化して、活性型の [125I]I+ を生じさせます。効率よくチロシン残基に放射性ヨウ素を導入できますが、その酸化力の強さや、反応持続時間が短いことから注意が必要です。パーキンエルマーでは多くの経験を有しますので、安心してお任せ頂けます。

 


アイオドジェン法

酸化剤としてクロラミンTの代わりにアイオドジェンを用いる標識法です。脂溶性のアイオドジェンを反応容器にコーティングしたものを使いますので、酸化反応が溶液全体で起きず、穏やかな反応が行えます。また、クロラミン -T のように反応停止に還元剤を用いないため、ジスルフィド結合を開裂する可能性が低くなります。

 


ボルトン-ハンター試薬

ボルトン - ハンター試薬を用いて、タンパク質のリジン残基の e-アミノ基および N末アミノ基を標 識します。チロシン残基を標識したくない場合の選択肢となりますが、 125I よりも大きな 3-(3-iodo-4-hydroxyphenyl)propanoyl 基(MW 290)が結合しますので、生理活性が変化する可能性があります。

 

ラクトパーオキシダーゼ法

過酸化水素存在下で、ラクトパーオキシダーゼによって [125I] ヨウ化ナトリウムが酸化されることを利用する方法です。アイオドジェンと同じく反応が穏やかですが、他の方法と違い反応pHが中性ですので、アルカリ条件化で不安定な物質の標識に向きます。

 

置換法

臭素などのハロゲンを導入した前駆体に対し125Iの置換反応を行うものです。

References: Coenen, H.H. et al., "No-Carrier-Added Radiohalogenation Methods with Heavy Halogens", Radiochimica Acta, vol. 34, pp. 47-68 (1983).

 

その他の標識法

ご指示いただいたプロトコールに従って、放射性ヨウ素標識を行うものです。

 

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