Clarus 580 GC ガスクロマトグラフ

クロマトグラフのリアルタイム表示など簡単操作を実現した日本語液晶カラータッチパネル搭載。内蔵型液体オートサンプラーは2つの注入口に対応し、3種類のシリンジ(0.5µL、5µL、50µL)をサポート。
Clarus 600 GCシリーズに搭載されたプレリンス機能を標準装備。HSサンプラーを接続したまま、液体オートサンプラーを併用可能。
- 日本語タッチパネル
日本語を含む7ヵ国語に対応したタッチパネルにより操作性を向上。 - 圧力プログラム制御(PPC)機能
電子式ガス圧・流量プログラム(PPC™)機能を装備したオートサンプラー付2チャンネルGCです。キャリヤーガス、検出器ガスなど12モジュールまでを制御します。 - 大容量サンプルインジェクション(LVI)機能
大容量サンプル注入が可能で低濃度サンプルの高感度分析が可能。 - PreVent™
分析中でもセプタム交換ができ、ダウンタイムが減少。 - 各種インジェクター
幅広いアプリケーションに対応する温度プログラム・スプリット/スプリットレス・インジェクター(PSS)、プログラム・オンカラムインジェクター(POC)等から選択できます。 - 自動分析対応オートサンプラー
108検体連続分析可能スイングタイプのサンプリングヘッドにより、2個のGC注入口に自由にアクセス可能。また、3種類の異なるサイズのシリンジ(0.5µL、5µL、50µL)を使用できます。シリンジ洗浄溶媒は最大2種類使用できます。またHSサンプラーを接続したまま、液体オートサンプラーを併用可能。 - 安全と省エネルギー操作
FIDフレーム・アウト検出、ガスセーブ機能により、安全で省エネルギー操作が可能です。
圧力プログラム制御(PPC)
PPC(Programable Pneumatic Control)を使用することにより、マニュアルガス制御では達成できない高性能と幅広いGC分析が可能です。
キャリヤーガスプログラム
最適なカラム性能が得られるように、柔軟に流量、流速、圧力が制御できます。キャリヤーガスの流量を一定にする定流量モードは昇温分析に最適です。
検出器
液晶タッチパネル上から、わかりやすいグラフィックボタンにより検出器を選択、条件設定が可能です。
大容量インジェクション(LVI)
Clarus 500 GCの大容量インジェクションと溶媒パージ機能を組み合わせた PSS インジェクターにより、分離性能を維持し、大容量のサンプルを注入できます。
高感度化
50µL の大容量サンプルの自動インジェクションは、高感度分析を可能にします。溶媒パージモードは分析対象成分がカラムに移送される前に、サンプル中の溶媒を排出します。従来の 1~5µLに比べて、50µL の大容量注入(LVI)は 10倍から 50倍の高感度化が可能です。
サンプル前処理の低減
大容量を注入できるため、サンプル前処理を省略できます。溶媒を気化させて濃縮する必要がなくなります。これは大幅な分析時間の短縮になります。
標準ハードウェア
LVI は 50µLのサンプルまで、PSS インジェクターとオートサンプラーを併用できます。50µL以上のサンプルはマニュアルで注入できます。サンプル量の制限はサンプルを受け入れる PSS ライナーの大きさだけです。

サンプルの溶媒除去が不要のため、LVI では一日の分析サンプル数を 2倍にできます。
PreVent™ による拡張機能
Clarus 500 GCでは、PreVent モードが使用できます。このモードはキャピラリー注入口または PSS(Temperature Programable Split/Splitless Capillary Injector)と PPC(Programable Pneumatic Control)のコンビネーションによりおこなわれます。分析回数の向上、難しいサンプルの分析、カラムの保護などに役立ちます。
- タイム・セーバーモード

PreVent のタイムセーブモードは高沸点成分やカラム液相由来の不必要な成分を選択的に取り除くモードです。分析時間の短縮やシステムの安定性向上に役立ちます。 - 拡張溶媒パージモード

拡張溶媒パージモードは多量の溶媒がカラムや検出器に入るのを減少させます。ECD など、汚染に弱い検出器に最適です。また、大容量注入(LVI:Large Volume Injection)をおこなう際のシステムに対する溶媒の影響も減少させることができます。 - バイパス・モード

PreVentのバイパス・モードは、カラムにキャリヤーガスを流したまま、セプタムの交換が可能で、ダウンタイムを短縮できます。システム安定性に影響なくメンテナンスがおこなえます。インジェクターのメンテナンス後、システムはすぐに分析可能です。カラムの安定性や質量分析計のポンプダウンの必要がありません。カラムと検出器に影響を与えずに、次の高感度分析のために新しいセプタムのコンディショニングをすることもできます。
