高性能紫外可視近赤外分光光度計による太陽電池モジュール用部材の測定
近年、地球温暖化やCO2 排出量の増加、原油価格高騰に伴い、従来の石油やガスに代わる代替エネルギーに注目が集まっています。
特に太陽電池関連は各国政府も大きな期待を寄せており、研究開発/生産設備への投資が活発に行われています。
パーキンエルマーのハイエンド紫外可視近赤外分光光度計(LAMBDAシリーズ)はカバーガラス、反射防止膜、バックシートなどモジュールを構成する部材の評価に最適なシステムです。
紫外可視近赤外分光光度計本体及び、150mm積分球、自動角度可変絶対反射率測定装置を用いた事例をご紹介します。
装置の構成

ハイエンド紫外可視近赤外分光光度計 LAMBDA1050
- 超低迷光+最高の測光レンジ(吸高度8を実現)
- 0.00005Abs. (500nm)以下の超低ノイズ
- 広範囲な測定波長範囲:175-3300nm(Lambda950/1050)

自動角度可変絶対反射アクセサリー
(8°~65°ソフトウェア制御)

150mm積分球 (Spectralon採用)
入射角の影響

下から順に10°、20°、30°、40°、50°、60°入射角におけるスペクトルです。
吸収率の評価に威力を発揮します。
反射防止膜の効果

太陽光の入射光量を上げるには反射防止膜によって反射率を低下させる事が必要です。その反射特性を簡単に評価することが可能です。
自動角度可変絶対反射アクセサリー(8°~65°ソフトウェア制御)を用いれば、面倒なアライメント無しで簡単に測定が可能です。
ヘイズ率の評価
(画像をクリックすると拡大表示されます)
太陽電池用カバーガラスの透過特性を評価するためにはヘイズ率の測定が非常に重要です。その値は特に品質管理分野で重要となります。その計算式は以下のようになります。
Haze [%] = [ (T4/T2) - (T3/T1) ] x 100
つまり、ヘイズ率[%] = ( 拡散透過率/全透過率 )×100 ですので、その値が高いほど光が拡散する割合が高いことを示し、性能評価に有効な手段となります。
装置の紹介
ハイエンド紫外可視近赤外分光光度計 LAMBDA 1050
高精度光学計測や研究用の高ダイナミックレンジ(吸光度8)ハイパフォーマンス分光光度計です。絶対反射、150mm積分球など豊富なオプションで多種多様なアプリケーションに対応可能です。


